極限状態モンスターとの戦い方
極限状態とは?で記載の通り、極限個体は通常個体とは別次元の強さである。
理不尽の極みのような仕様だが、一切通じないワケではない。
(一切通じないならそれこそ無理ゲーw 昔に比べ親切設計となった現代では本気で苦情が殺到するだろう)
後半で極限状態が確認されたモンスターと性質を簡単に述べる。
唯一の対抗策は、狂竜ウイルス研究所が作り出した抗竜石。
これを武器に付与した状態で、極限状態のモンスターを繰り返し攻撃していくことで、
狂竜の力を一時的に鎮静化し、通常状態に戻すことができる。
通常状態戻る際は、非拘束状態なら転倒して攻撃チャンスになる。
禍々しいオーラも消え、BGMも元に戻る。
(なお、狂竜化個体も同様に鎮静化することができる。)
抗竜石には4種類
- 耐衝:狂竜化・極限状態のモンスターからの被ダメージを軽減する
- 属撃:極限状態相手に属性・状態異常値を通りを良くする
- 剛撃:狂竜化・極限状態相手に与える物理ダメージが1.2倍になる
- 心撃:極限状態相手に攻撃が弾かれにくくなる
肉質の超硬化により、弾かれモーションを晒して事故死することが圧倒的多いことから、
オススメされるのは「心撃」である。(パーティプレイでは「心撃」がほぼ前提になっている)
「心撃」の効果は、本来通常個体なら弾かれない部位なのに、
極限状態の肉質超硬化によって弾かれてしまう部位に対して、弾かれモーションを晒さないというもの。
(なお狂竜化個体の場合は、狂竜化による肉質硬化を無視することができる。)
「心撃」のゲーム中の説明文を読むと
「狂竜化モンスターにはじかれにくくなる」と書いてあるが、
元の肉質が硬い部位だと斬れ味次第では弾かれるので注意したい。
(ヒットストップ・弾かれ参照)
肉質による弾かれと、超硬化による弾かれはエフェクトが異なる。
前者は普通の弾かれ同様、黄色い大きな火花のようなエフェクトだが、
後者は、青い小さな火花のようになることを知っておきたい。
有志の検証により、
「心撃」の効果は極限状態の持つ超硬化部位に対して、弾かれを無効にするだけであり、
与えるダメージ自体は20%しか通っていないことが判明した。
なお「属撃」も同様で、超硬化部位には属性や状態異常値は20%しか通っていない。
剣士の場合、極限状態を解除するための手数はモーション値依存なのであまり変わらないが、
ガンナーの場合はダメージ依存となるので、「心撃」を使っても、超硬化していない部位を狙わないと、
なかなか鎮静化できないので注意したい。
これよりタイムアタックを行う場合「心撃」を使ったとしても、
超硬化していない部位を狙わないとダメージ効率が悪くなる。
弾かれによる事故の保険にしかならない。
それを狙ったかのように、闘技大会(アリーナ)には極限個体が登場する。
C社のドSさもG級並である。
極限状態解除(=鎮静化)できたら…
極限状態の解除に成功すると、その間は通常個体と同じように戦える。
しかし鎮静化の時間はそう長くはなく、一定時間経過で再び極限状態になってしまう。
正確な時間は不明だが、おおよそ3分程度だろうか。クエストによって変動があるかも知れない。
この際モンスターはうずくまったりせず、咆哮と共に極限状態になる。
ちなみに極限状態解除に必要な手数は、状態異常耐性と同じように増加し、段々困難になる。
パーティプレイなら(約)3分もあればそれなりにダメージを稼げる。
チームワークが要求されるが、そろそろ極限状態に戻りそうだなーって時に、
乗りダウンや罠、麻痺、スタン等の拘束を上手いタイミングで掛けて行くことで、よりダメージを稼げる。
4人パーティでも大抵「一度極限状態解除→通常状態→再度極限化→2回目の解除→通常状態」
大体これくらいのタイミングで瀕死~狩猟ラインまで削れることが多いが、
上手く拘束していけば、2度目の極限化よりも早く倒せることもある。
パーティの火力や腕前によって大分変わるので一概には言えないが。
問題はソロプレイ。
「心撃」の持続時間はかなり短く、効果が切れるまでに極限状態を解除させるには、
かなり効率よく手数を重ねないと行けない、被弾しているとほぼ間に合わないのである。
しかも再使用できるまでの充電時間もかなり長い。
抗竜石は2個持つことができるが、「心撃」と「剛撃」と言った短持続・長充電の組み合わせにしてしまうと、
両方使えない時間帯が発生しやすく、最悪何も出来ず、待たされてしまう時間帯が生じやすい。
さらに抗竜石使用中に力尽きてしまうと、即座に効果が切れてしまうので、余計に待たされる。
力尽きてガッカリするわ、抗竜石充電まで待たされるわと、
この辺が(特にソロハンターから)今作にマイナス評価に下した原因の一つかも知れない。
ソロの場合、持続時間がもう少し長かったら良かったと思う。(抗竜石Lv3はよ。)
ソロの場合は、片方を「心撃」にするならば、もう一方は「耐衝」にするのも一考である。
パーティプレイではあまり見かけない「耐衝」だが、これは持続が一番長くて、充電が一番短い。
参考:各抗竜石の持続時間と充電時間(単位:秒)
抗竜石の種類 | 持続時間 | 充電時間 |
耐衝 | 110 | 90 |
属撃 | 80 | 90 |
剛撃 | 70 | 110 |
心撃 | 65 | 140 |
先述の通り、抗竜石使用中に力尽きると、即座に効果が切れ、
その分復帰まで待たされるハメになる。
「耐衝」は受けるダメージを軽減するため、生存率を高めることができる。
パーティと違ってソロでは自分がターゲットになりやすく、
2~3回連続で被弾するとあっさり力尽きるので尚更である。
しかも軽減率が結構馬鹿にならない。おおよそ3分の2くらいにしてくれる。
つまりは2回連続で被弾しても耐えられる可能性が高くなる。
どうしても乙ってしまうなら試してみてはどうだろうか。
上手く極限状態を解除できても、時間経過で再び極限状態になるという時間的焦りから、
ついついゴリ押しして被弾、キャンプ送りになってしまいやすい。
折角鎮静化したのに、力尽きました→BCから再出発となると、
鎮静化している時間を大幅にロスしてしまうので、落ち着いて立ち回ろう。
後は慣れですなヾ(・∀・)ゞ
とりあえず極限状態を解除した後は通常個体なので、
まずは通常個体を苦労せずに倒せるように練習しておこう。
これより分かったと思うが、極限個体を相手するには、抗竜石がほぼ必須となる。
(一応使用しなくても倒せるが、そんなことをするのはよっぽどドMな人だろう。)
この抗竜石だが、入手するには旅団クエストをある程度進めておく必要がある。
入手までの手順はこちらリンク先に記したので参考にしてほしい。
ソロでもある程度慣れておけと言うことだろうか。
特に野良オンラインで極限状態のクエスト行く際、抗竜石を持っていなければ、
地雷扱いされても仕方がないくらいである。
(オンラインで寄生ばっかりする地雷ハンターに対する戒めなのだろうか。)
撃破後の楽しみ
見事極限個体を撃破できたならば、
極竜玉or大極竜玉という極限個体固有の素材が入手できる。
(後者の方が価値が高い。マカ錬金屋に行くと、大極竜玉→極竜玉×2に替えることもできる)
これを用いることで、限界まで強化した武器を更に強くすることができる。
ラージャン、イビルジョーは大極竜玉が出やすい。
他のモンスターは高確率で極竜玉だが、やや低確率で大極竜玉が入手できる。
ちなみにソロ専で極竜玉を量産したいなら、おそらくあのクエストがもっとも手っ取り早くなるだろう。
極限状態が確認されたモンスター
セルレギオス
ストーリー(旅団クエスト)でも上位個体が一度だけ登場する他、
ゴグマジオス討伐後、古文書解析第3巻「刃」解読で出現する。
また迎撃戦や旅団クエスト「師匠からの試練」でも戦うことができる。
ギルクエにも登場。Lv136以降は極限状態になる。
クエスト名は「千壱の断片」、
出番は結構多いのはやはり今作のパッケージだからか。
通常個体の場合、棘系攻撃を受けその後の炸裂する判定に連続した際に裂傷状態を伴ったが、
極限状態で1回の被弾で裂傷状態になることがある。
合わせて被弾するごとに発症する狂竜ウイルスは、攻撃しないと克服できない。
しかし攻撃すると裂傷によるスリップダメージがあると、かなり嫌らしい。
しかし弱点である後脚の超硬化は起こらないので、「心撃」を使わなくても割と対応できたりする。
脚を集中で狙うことで、ダウンも奪えるため、慣れれば極限個体の中では戦いやすい方である。
グラビモス
ゴグマジオス討伐かつ、グラビモス&グラビモス亜種を合わせて35頭狩猟すると出現する。
稀にG★2のクエストに乱入してくることがある。
クエスト名は「鎧袖一触」
原種でありながら、亜種のように溜め熱線、振り向き熱線
「歩き狙い撃ち熱線+周囲に熱風」を行う。背中破壊を達成すると、腹下への熱風攻撃がなくなる。
グラビモス自体、物理よりも属性(水>氷=龍、爆破も良い)が通りやすい肉質なので、
極限個体でも属性ダメージが通るようになる「属撃」が効果的である。
幸い、剣士が狙いやすい脚は超硬化はしない。
ディアブロス
ゴグマジオス討伐かつ、ディアブロス&ディアブロス亜種を合わせて15頭狩猟すると出現する。
またギルクエにもLv136以降、旅団クエスト「師匠からの試練」でお目に掛かれる。
クエスト名は「角竜慟哭(かくりゅうどうこく)」
こちらも亜種が用いる、「地中突き上げ後に突進→Uターン」を繰り出したり、
モノブロスが使用した二連続角突き上げ突進や、クラウチングスタート突進と、
角竜一族の集大成的存在になる。
通常種での鉄板攻略であった
「非怒りで穴をほるのを待つ」→「音爆弾で引きずり出す」→「脱出飛行時に閃光落とし」は
極限状態には無効であるため、完全にガチでぶつからないといけない。
脚や尻尾は超硬化していないので、脚で転倒を狙いつつ、弱点の尻尾(内側)を狙って行くと良い。
ティガレックス
ゴグマジオス討伐かつ、ティガレックス原種&亜種&希少種を合わせて40頭狩猟で出現する。
まれにG★2で乱入してくることがある。ギルクエでもLv136以降でお目に掛かれる。
またG級闘技大会にも最後の1頭は極限状態で登場する。
クエスト名は「轟竜、限界突破!」
原種でありながら大咆哮を放ってくる。
元々肉質の柔らかい頭は超硬化をしないため、
正面に立ち回れる自信があるなら、極限勢のなかでは比較的御し易いかもしれない。
また上の「轟竜、限界突破!」の場合、初期位置が蔦のあるエリアなので、
蔦ハメに持ち込めば楽かもしれない。
ジンオウガ
ゴグマジオス討伐かつ、ジンオウガ&ジンオウガ亜種を合わせて40頭狩猟すると出現する。
ジンオウガの場合、完全新規となるピンク色の雷光弾を飛ばしてくる。
こちらはハンターに纏わりつくようにやや低速で接近し爆発する。
これには麻痺効果があり、麻痺してしまうと(ソロでは)まず助からないだろう。
第一弱点である頭が超硬化するため、ダメージ効率が大幅に下がる。
狙いどころは後脚になる。
最初の状態で極限状態を鎮静化できれば楽な方だが、できないまま超帯電状態に移行してしまうと、
俊敏性の大幅アップと1人に対するピンポイント攻撃、
更には追加モーションによる麻痺効果など大変恐ろしい相手になる。
ソロで超帯電状態に移行された場合、一旦エリアチェンジし、
再度入りなおすと確定で咆哮するみたいである。スキル「耳栓」があればチャンスになる。
ガララアジャラ亜種
ゴグマジオス討伐かつ、ガララアジャラ&ガララアジャラ亜種を合わせて25頭狩猟すると出現する。
登場するクエストは現状1つだけである「絶対零度の狂想曲」
特に新規モーションを行うわけではないが、元の肉質が硬い上に極限状態で更に硬化、
弾かれずに斬れる部位は尻尾先辺りである。ここも安全地帯とは言いがたい。
よく移動するため手数を稼ぎにくく、移動に触れるとウイルス感染するわ、
移動に際にウイルスゾーンをまき散らすため、感染することが非常に多い。
乗り等でダウンを奪い一気に畳みかけたいところである。
唯一亜種での極限個体となる。
なんか統一感ないな
C社が対処の難しいモンスターを作り出すために、強引に作ったとしか思えないが…
ラージャン
ゴグマジオス討伐後、古文書解析第6巻「昂」解読で出現する。
また迎撃戦やギルクエLv136以降でも登場。
クエスト名は「絶対的膂力の証明!」
なお極限個体は通常種のみで、激昂ラージャンの極限状態というものは現在いない。
MH4では狂竜化と縁がなかったものの、今作では狂竜化もあり、極限の力まで得るようになった。
どこぞのアニメから習得したのか、はたまたFから逆輸入したのか、
拘束攻撃のようなモーションから地面に手を突っ込み、
所見では目を丸くしてしまいそうなくらい超巨大な岩を持ち上げ、ジャンプして投げ飛ばしてくる。
その様子はまさに「元〇玉」
当たると即死級ダメージだが、
実はこの攻撃、ラージャンに張り付いているとまず当たらないのである。
面倒なのはやはり防御面で、超硬化するのは後脚のみだが、
ビルドアップによって前脚も硬化するため、実質弾かれずに済むのは、
頭か胴体、尻尾となる。いずれも少しずれると弾かれるので、「心撃」が安定する。
怒りが解除されると前腕硬化も解除されるので、
この時は他の抗竜石も使って一気に畳んでしまいたい。
ラージャンは撃破後に大極竜玉が入手できる確率が高い。
イビルジョー
集会所には出現しない(エピソードの「ほーい、恐暴竜ですよ」で登場するのは狂竜化個体)
旅団クエストの「師匠からの試練」もしくはギルクエのLv136以降で出会える。
また、闘技大会にも出現する。こちらは体力が低めで慣れると割と楽だが。
ラージャンと双璧を成すからか、MH4までは狂竜化とも無縁だったが、
今作は狂竜化、極限状態の両方登場する。怒り喰らう個体の極限状態は存在しない。
シコ踏み時に大地を砕き、イビルジョーから見て右側にいると、離れていても被弾する。
また、薙ぎ払いブレスや狙い撃ちブレスの射程が怒り喰らう個体のように激長になっており、
連続噛みつき後に振り向きながら即拘束攻撃もしてきたりする。
狙いやすい後脚が超硬化しないので、「心撃」が無くてもなんとかなる場合は多い。
イビルジョーもまた、撃破すると大極竜玉の入手率が高い。
なお現在のところ、初代でパッケージを務めた歴代皆勤賞の、リオレウス極限個体は見つかっていない。
もしいたとしたら、ずっと空飛んでるわ、閃光は効かないわ、乗りダウンも狙いづらいわと、
とんでもなく面倒厄介な相手になっていたかもしれない。
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