モンスターは全体的な体力の他に、部位別に怯み値というものが設定されている。
この数値をゼロにすることで、一時的に体勢を乱して隙を見せる。
狙って怯みを起こさせるとなると、相当やり込まないといけないが、
次の一撃くらいで怯みそうだな…/人・ω・人\
と大まかに予想を立てて立ち回るだけでも、上手く怯みを誘発させて有利に動けることも多いので、是非知っておきたい。
(人によっては)怯みの原理がよく分かる動画も少し紹介します。
怯みとは
モンスターが自由に動ける状態の時に、怯み値を規定値まで蓄積することで、一時的に体勢を乱して隙を見せる。
モンスターの攻撃中や予備動作中であっても、ダメージを与えて怯み値に達すれば、そのモーションをキャンセルさせて怯ませることができる。
本当なら回避しなければならない所を、そのまま攻撃を追加で決めることができるため、チャンスが増えるワケだ。
一度怯みを起こした部位は、蓄積値は0に戻り、再度蓄積されていく。
大型モンスターはそう簡単には怯まない
小型モンスターは一撃加える度にすく怯むが、
大型モンスターの怯み値は大よそ数百程度(100〜500、巨大古龍系になると1000近くになる)もあり、
攻撃を当てる度にそうホイホイ怯んだりはしない。
G級レベルの火力で、下位レベルのモンスターを相手でもしない限り、大型モンスターは簡単には怯まず、
同じ部位をひたすら攻撃し、やっと怯み値に達した時に怯むか、と言った具合である。
故に、モンハンはゴリ押しは良くないとよく言われる。
拘束中は怯まない
先ほど太字で「自由に動ける状態の時」と強調したが、
例えば、
- シビレ罠や落とし穴での拘束中
- 麻痺での拘束中
- スタン中
- 睡眠状態を発症してから、完全に寝落ちするまでの間
- 他の部位で怯んでいる間
- 部位怯みによる転倒中(後述)
- 乗りバトル成功後の転倒中
要するに、大型モンスターが自由に動けない状態。
この時に怯み値を規定値まで蓄積させても、怯み動作はせず、蓄積値も0に戻って再蓄積となる。
いつまでも怯まないなーと思った時は、恐らく↑の拘束中に怯み値を通り過ぎてしまったのでしょう。
例外的に…
閃光玉による目くらまし中は怯みを起こす。
またモンスターによっては、一時的に怯み・状態異常無効状態になる者もいる。
- ゲリョスの死んだふりをしている間
- ジンオウガの蓄電終盤~完了して放電→動き出すまで
- アマツマガツチの3連水ブレスの飛びあがっていく動作中~降りてくるまで
等等
転倒とは
モンスターは規定の怯み値に達すると怯みを起こすのは先述の通りだが、
部位によっては、バランスを崩して転倒することがある。
大型モンスターの場合、主に脚を怯ませると転倒することが多い。
怯みはバランスを崩すだけで、チャンスタイムはそこまで長くはないが、
転倒は、怯みよりも長い時間チャンスタイムを晒すことが多い。
転倒したのを確認してから、大剣の溜め3も安定して当てられる程である。
脚は肉質的にはそこまで柔らかくないものの、転倒を奪うことでチャンスタイムを作り出せる上、
正面に比べて被弾率はそこまで高くない位置取りであるため、狙えるときはどんどん狙っていきたい部位である。
獣竜種に多いが、通常・疲労時は脚怯みで転倒するが、怒り時は踏ん張って耐える奴もいる。
撃墜とは
大型モンスターの中には、いわゆるホバリングと言う対空状態になるモンスターもいる。
真っ先に思いつくのは彼だろう。
この間はハンターの攻撃が当て辛く、モンスター側は多彩な攻撃手段で攻めてくるため不利な状況になりやすいが、
ホバリング中に怯みを起こすことで、脚をバタつかせながらバランスを崩し、真下に墜落した後転倒する。
更にモンスターのスタミナを大きく奪うことも出来る。
狙って怯ませるのは難しいが、落せれば大きなチャンスタイムになるので、自信があるならどんどん狙って行こう。
ガンナーの方が得意分野である。
ホバリングでなくても、ステップなど一瞬地面から離れた瞬間に怯ませても撃墜できるモンスターも居る。
逆にホバリング中に怯ませても、撃墜せずに怯むだけのモンスターもいる(近頃のアルバトリオンとか)
狙って怯みを誘発する(上級者向け)
この怯み値だが、狙って怯みを起こすには、それなりの腕前と経験が必要。
同じモンスターに対し、同じ装備で何度も戦っていると、怯みを起こすタイミングが何となく分かってくる。
そろそろ怯む頃だなーと思ったら、モンスターが反撃体勢に入った時も、ちょっとゴリ押ししてみるとか。
上手く怯んでくれると、相手の攻撃も中断できるので、そのまま手数を稼げる。
もちろん怯まないこともあるだろう。
その時は・・・潔く被弾してしまうか、ギリギリのところで回避するか、
場合によってはフレーム回避も必要なケースが出てくる。
運要素は本来ないんだけど、次の一撃で怯んでほしいという半ば運頼みになるケースも割と多い。
この辺の駆け引きが結構面白かったりもするのだけどね。
怯みループ
更に腕前を上げて、怯み値を完全に把握することも不可能ではない。
綿密なダメージ計算を行い、数値的な怯みのタイミングが分かるようになれば、狙って怯みを起こすことも可能である。
本当にやりこむ必要があるが。
綺麗に怯みループが決められると、こんな芸当も出来たりする。
いい動画を見つけたので引用しますね。(管理人さんから削除要望があったら削除します。)
これはMH4Gの闘技ネルスキュラ亜種ですね。
転倒中に腹部を6回(緑ゲージでは7回)突くことで怯み値の直前の状態にでき、
起き上がって動き出すか否かというタイミングで腹をもう一発突く。
これでまた転倒と怯みループが出来ます(笑)
この転倒させる一突きのタイミングが、やってみると結構シビアで、
上記の通り「モンスターが自由に動ける状態」になった瞬間に突く必要がある。
少しでも早いと転倒しないし、遅すぎるとネルスキュラ亜種が暴れ出してしまう。
また腹部の部位がやや分かりづらく、尻表面側を突いてもダメなんです。
最初はなかなか上手くいかないですが、慣れてくるとずっと俺のターンのようで気持ちが良い。
もう一つ動画。こちらはお笑い要素w
(管理人さんから削除要望があったら削除します。)
怯み値を把握しているなら、突進に合わせて返り討ちにする浪漫も不可能ではない。
一撃のダメージが大きい大剣だとやり易いですね。
さすがにリスクが高いので乱用は難しいですけどね(笑)