モンハンに登場するモンスターは、
- 疲労状態
- 通常状態
- 怒り状態
- 怒り状態を更に超えた特殊な状態(一部モンスターのみ)
と言った状態が存在する。
ここでは怒り状態(およびそれを更に超えた特殊な状態)について記載していきます。
怒り状態
大型モンスターと言えど、自然界の生き物である。
人間だっていきなり喧嘩売られたら、逆ギレするのと考え方は同じ。
モンスターは外敵から攻撃を受けると、自分の命を狙いに来たと思い当然ながら反撃を繰り出す。
しかし更にダメージを受け続けることで、モンスターもやがては自我を制御するリミッターが限界に達して興奮状態となり、全力で敵を排除するようになる。
怒り状態は、咆哮や特定のモーションが移行の合図である。
慣れないうちは、怒り移行のモーションが分からないかも知れないが、慣れればすぐに分かるようになる。
怒り状態移行に達するダメージが蓄積した瞬間に、その間モンスターが行っていたモーションを突如中止し、咆哮と共に怒り状態になったりする。
(モンスターによって基本値は決まっている)
怒り状態を示す見た目の変化として、
- 口元から火や煙が出たり
- 身体の色が変わったり
- 何かしら模様のようなものが出て来たり
- 目に残光を走らせる奴
- オーラを放つような者もいたり
- スー〇ーサイ〇人になるような奴
など様々である。
怒り状態になると、大半のモンスターは攻撃力や俊敏性が上昇する。
おおよそ1.1〜1.5倍程。(一部変化しない者もいる)
更に速度も1.1〜1.5倍程UPしている。
このため被弾率があがり、しかもダメージも大きくなる。
ちょっとしたミスが命取りになることすらあるわけだ。
立ち回りの難易度は、通常時とはまるで違うくらいに変化する奴も存在し、
モンハンの上達には、この状態を如何にして攻略できるかがカギになる。
また単純に攻撃力や俊敏性がUPするだけでない。
次のような変化が起こる。
- 攻撃範囲が広くなったり、怒り時限定技を用いるようになる。
- コチラからの状態異常などの補助手段が効かなくなる奴。逆に効くようになる奴もいる。
- 全体防御率や肉質等の防御面は、硬化する奴もいれば、軟化する奴もいる。
- 落とし穴やシビレ罠の拘束時間が短くなる奴も居る。(特に落とし穴)
- 脚を怯ませたときに、踏ん張って転倒しなくなる奴もいる(獣竜種に多い)。
攻略サイト等を見ると、
怒り時限定の攻撃
と書いてあったり、
怒り時の攻撃は当たり判定が広くなっており…
と言った具合に通常時とは区別して書かれていることもあるので、是非そちらを参考にするといいだろう。
流石にここで全モンスターを紹介する訳にもいかないので、各種モンスターのページを参考にしてください。
怒り状態を更に超えた特殊な状態
ごく一部のモンスターは怒り状態で更にダメージを蓄積することによって、
怒り状態を更に上回る状態へ変貌する奴もいる。
言うまでも無く怒り状態よりも危険な状態で、
ちょっとしたミスがそのままダウンに繋がることもあるくらい危険な場合もある。
いずれも危険な存在であり、必要HRでは最後の方で登場することが多い。
最近のモンスターで言うと…
激昂したラージャン
最初から怒り状態のラージャンであり、ダメージ蓄積によって、全身から電撃がほとばしるようになる。
その様子は将にスー〇ーサイ〇人2
基本的に通常個体と攻撃モーションはあまり変わらないが、
こちらは全く疲労しないという特徴がある。
また岩投げ(場所によっては骨など)をどこでも行えるという特徴がある。
怒り喰らうイビルジョー
最初から怒り状態のイビルジョーであり、ダメージ蓄積で更なる怒り状態になる。
その様子は魔物のようである。
通常個体に比べてモーションがかなり速く、噛みつきデンプシーのホーミング性能向上している。
またブレスの射程が倍くらいに伸びている。
他にシリーズによって強化点が変更されており…
- MH3Gでは噛みつきからの薙ぎ払いブレス
- MH4・4Gでは噛みつきから瞬時に回れ右して拘束攻撃
- MHXでは噛みつきを喰らうだけで龍やられを発症する。
と言った具合。
どれも危険な攻撃であり、通常よりかなり高い立ち回り精度を要求される。
ティガレックス希少種
MH4・4Gで登場
こちらは最初から怒り状態ではなく、
通常状態からのダメージ蓄積で怒り状態へ、更にダメージ蓄積で爆轟状態というモードになる。
また、疲労状態も存在する。
この状態では、突進が最大3往復(G級は4往復)したり、連続で大咆哮をはなったり…
通常種よりもかなりデカイサイズながら、俊敏性が跳ね上がっており非常に危険な状態である。
怒り状態移行のタイミング
怒り状態は、通常状態時に一定のダメージを蓄積させることで起こる。
これは毒のスリップダメージ以外のほぼ全てのダメージが蓄積対象となる。
武器での通常攻撃の他、
- 爆弾のダメージ
- 爆破ダメージ
- モンスターの同士打ち
- 石ころ等のダメージ有りのアイテム
でも同様に蓄積する。
また、
- モンスターの残り体力
- クエストの種類
- クエストの難易度(下位・上位・G級)
によって、怒り状態までのダメージ蓄積量は異なる。
(実際には、怒り移行までの基本ダメージ量は設定されており、そこに様々な補正が掛かる。)
特に残り体力量が減ってくる、瀕死状態になると怒りやすくなることが多い。
火事場のクソヂカラというやつでしょう。
ティガレックスやディアブロスは非常に怒りやすい。=特に瀕死になると、少しのダメージですぐに怒りだす。
意外にもドス鳥竜系は怒りやすい。
クエスト「黒曜石は砕けない」に登場するブラキディオスは、石ころ1個=1ダメージで怒りモード突入する。
クエスト
- 横行覇道アカムトルム
- 白銀の地は崩壊す(ウカムルバス)
- 紅の終焉(ミラボレアス)
の個体は終始怒り状態(特殊な仕様)
音が効くモンスターに音で怯ませると、その後確定で怒り状態に移行するモンスターもいる。
リオレウス、リオレイアが同じエリアにいると、片方が怒ると、それに呼応して他方も怒る。
さすが夫婦愛。
怒り状態の解除方法は?
基本的にこちら側で解除させる方法は一部例外を除いてありません。
怒り状態になってしまったら、それを解くためには、
モンスターの怒りが自然に解けるのを待つしかない。
モンスターによって異なるが、怒り時間は移行から60〜120秒くらいである。
そのため怒り状態時がまともに立ち回れないのであれば、
怒り状態中は他のエリアで待機し、怒りが治まった後でバトル再開すれば、一応安全度は増す。
どうしても倒せないなら、このやり方が安全。
が、討伐時間は間違いなく遅くなるし、
オンライン等のパーティプレイでは、「怒り時は他のエリアに退避=地雷ハンター」と思われる可能性が高い。
怒り状態でも立ち回れるようになりたい。
また次の項目で紹介するが、疲労時にはどれだけダメージを与えても怒り移行はしない。
怒り時とは打って変わって、動きが鈍くなるので、思う存分攻撃しまくろう。
ただし疲労中に与えたダメージは怒り移行ダメージとして蓄積されており、疲労解除とともに怒り移行はするが。