主に火力の上がるスキルは、どの武器種に対してもオススメされることが多い。
↓
与ダメージが増える。
↓
怯みを誘発しやすくなる。
↓
反撃を受ける機会が減る。
↓
結果手数の増加に繋がり、手早く狩猟できる。
と言うのが理由で、実際に火力が1.1倍になると、狩猟に掛かる時間は、
【1÷1.1=0.9】で0.9倍?
と単純計算できるわけだが、上記の理由もあって、それ以上に早く狩猟できる場合も結構ある。
そんなわけで、オススメスキル何?と聞かれると、
「火力を盛れ」と言われることが多い。
では火力を盛るスキルにはどのようなものがあるのだろうか?
ガンナー向け
攻撃
文字通り、基本攻撃力をアップさせると言った分かり易いスキル。
一定量の増加であるため、序盤ほど相対的に強力だが、終盤でも問題なく強い。
MHWでは、レベル制になり、装飾品1個につき1レベルずつ上昇する。
- 攻撃Lv1:基礎攻撃力+3
- 攻撃Lv2:基礎攻撃力+6
- 攻撃Lv3:基礎攻撃力+9
- 攻撃Lv4:基礎攻撃力+12 & 会心率+5%
- 攻撃Lv5:基礎攻撃力+15 & 会心率+5%
- 攻撃Lv6:基礎攻撃力+18 & 会心率+5%
- 攻撃Lv7:基礎攻撃力+21 & 会心率+5%
攻撃力は1レベル毎に3ずつ上昇するが、
Lv4でついでに会心率まで付いてくるため、Lv3→4の上昇率が他より明らかに高いことは明白だと思う。
スキルの配分上Lv7はかなり重く、他のスキルを圧迫しやすいため、Lv4あれば十分と言われることも多い。
見切り
スキル「攻撃」と並ぶ、代表的な火力系スキル。
こちらは、物理ダメージが1.25倍になる会心攻撃の発生率を上昇させる。
倍率増加であるため、素の攻撃力が高くなってくる終盤ほど相対的に強力。
- 見切りLv1:会心率+3%
- 見切りLv2:会心率+6%
- 見切りLv3:会心率+10%
- 見切りLv4:会心率+15%
- 見切りLv5:会心率+20%
- 見切りLv6:会心率+25%
- 見切りLv7:会心率+30%
Lv3以降は5%ずつ上昇する。
よく「攻撃」とどちらが良いの?
という質問は出てくるので、単純に期待値だけで比べてみた。
基礎攻撃力200で考えるとすると…
- Lv1(+3%):201.5
- Lv2(+6%):203
- Lv3(+10%):205
- Lv4(+15%):207.5
- Lv5(+20%):210
- Lv6(+25%):212.5
- Lv7(+30%):215
これを見ると、
「攻撃の方が強くね?」とは誰もが思うだろう。
期待値だけで見ればそうなるわけだが、実際には、
- 「超会心」「会心撃」「達人芸」は会心率が高くないと十分な効果を発揮できないため、見切りが優先される。
- マイナス会心武器のマイナス部分を打ち消して、与ダメージのバラツキを抑える。
と言う、会心率を上げる方が良いケースもあり、一概にコチラが良いと決めることはできない。
他の条件も考慮した上でスキルを構築することが大事である。
弱点特効
肉質45以上の部位を攻撃する場合に限り、会心率が上昇するスキル。
MHWでは3段階のレベルに別れており
- 弱点特効Lv1:会心率+15%
- 弱点特効Lv2:会心率+30%
- 弱点特効Lv3:会心率+50%
Lv3で過去作と同等の効果となる。
MHWでは弱点部位を攻撃すると、オレンジ色のダメージ数値が表示されるため、分かり易くなっている。
また、モンスターリストで弱点と表示されている部位は基本OK。
また、MHWでは、複数の部位が弱点のモンスターがそれなりに多く、過去作に比べて狙いやすくなっている。
耳栓
厳密には火力スキルではないが…
多くのモンスターが放つ咆哮を無視して、その間一方的に攻撃し続けられる。
俗に言う「結果手数の増加に繋がる」系スキル。
特にガード、カウンターが出来ない武器種の方が恩恵が大きいが、
ガード可能武器でもいちいちガードでやり過ごす必要がなくなるため、あって全然損は無い。
MHWは咆哮を出すモンスターが多い。
イャンクックと似た骨格であるプケプケ、腹が鳴ってだけのように聞こえるドドガマル等等。
レウスは原種から咆哮【大】に、ドス古龍も咆哮【大】になっている。
MHWでは5段階
- 耳栓Lv1:咆哮【小】を少し軽減
- 耳栓Lv2:咆哮【小】を軽減
- 耳栓Lv3:咆哮【小】無効
- 耳栓Lv4:咆哮【小】無効&咆哮【大】を軽減
- 耳栓Lv5:咆哮【小】【大】を無効
咆哮大は最低でもLv4以上を発動させないと、まったく意味がない。
しかし発動させられる防具は現状それほど多くなく、護石などに頼らざるを得ないこともある。
無属性強化
無属性武器の攻撃力を1.1倍に強化する。
ちなみに1.1倍は会心率+40%と同じ期待値であると考えれば、かなり強力なのが分かるだろう。
が、MHWには属性を持たない武器は存在せず、当スキルの効果を受けるのは、
スキル「属性解放」で属性付与出来る武器の、属性解放未発動の場合になる。
ボウガンは、属性弾が撃てない武器に限る。
このスキルだが、防具では「ディアブロシリーズ」の4部位装備でやっと発動するため、条件が重たい。。。。
が、しかし。
実は装飾品を利用した場合、1個装備するだけで同等のスキルが発動する。
装飾品名は「無撃珠【2】」
サイズ2のスロット1個にはめ込むだけでOK。
そのため、この装飾品が出るまで、日々歴戦個体を狩り続けるハメになるハンターも多い。
物欲センサー筆頭装飾品である。
超会心
会心攻撃が発生した時に、ダメージ倍率を増加する。
MHWでは3段階のレベル制になっており…
- スキル無し:1.25倍
- 超会心Lv1:1.30倍
- 超会心Lv2:1.35倍
- 超会心Lv3:1.40倍
と言う具合。
Lv3で過去作と同等の効果になる。
言うまでもないが、武器の性能、スキル、アイテム等で高い会心率状態にしないと、当スキルの恩恵も受けられない。
MHWでは「達人の煙筒」という装備で、一時的ではあるものの会心率+50%と大幅に強化できる。
これと弱点特効Lv3を発動するだけで、弱点部位を攻撃すれば手軽に会心率100%にできる。
他にも「渾身Lv3」と併用で+80%まで上げられたり…
PTプレイの場合は順番に煙筒を設置すれば、長時間高会心率を維持できるため、当スキルも扱いやすい。
発動できる防具が少ないのが難点か。
挑戦者
戦闘中の大型モンスターが怒り状態になると、ハンターの基本攻撃力と会心率が強化される。
MHWでは5段階になっており、
- 挑戦者Lv1:基礎攻撃力+4、会心率+3%
- 挑戦者Lv2:基礎攻撃力+8、会心率+6%
- 挑戦者Lv3:基礎攻撃力+12、会心率+9%
- 挑戦者Lv4:基礎攻撃力+16、会心率+12%
- 挑戦者Lv5:基礎攻撃力+20、会心率+15%
発動できる防具は少なく(例によってメインモンスターのネルギガンテ装備)
レベルと上昇量は完全に比例関係になっているため、可能なところまで発動させればよいだろう。
MHWでは、発動すると画面右に、
と案内が出るため分かり易い。
また、過去作では重複できなかった、「フルチャージ」や「力の解放」とも重複できるようになっている。
匠
武器の斬れ味ゲージを延長させることができる。
シリーズ通して、剣士には優先的に発動させたいスキル。
MHWでは、5段階のレベル制になり、1レベル毎に10ずつゲージが延長。
最大のレベル5で従来通りの+50になる。
このため、ゲージをどれだけ延長させるかを調整しやすい仕様になった。
例えば、スキル「剛刃研磨」と併用するなら、
一段階上の斬れ味ゲージが僅かに出現するところまでスキルポイントを振ると効率がよくなる。
MHWは武器の持つ最高レベルのゲージが短めの傾向にあるため、
当スキルで少しでも伸ばせれば、その手数分だけ高火力を維持しやすくなる。
発動できる防具はそこそこに多く、一部防具にはLv+2のものが存在するため、発動難易度はそこまで高くない。
装飾品は相変わらず出にくいが…
過去作同様言うまでもないが、
素で斬れ味ゲージが最大まで伸びている武器には何の効果も無い。
(ネルギガンテ武器とか…)
本作は剣士とガンナーで装備共通になっているが、ガンナーには何の効果もないので注意したい。
鈍器使い
斬れ味レベルが悪いほど、攻撃力が増加すると言う、斬れ味絶対主義のモンハンに待ったを掛けるスキル。
MHWでは、
- 斬れ味緑:攻撃力+15
- 斬れ味黄:攻撃力+25
- 斬れ味橙&赤:攻撃力+30
となっている。
MHWでも斬れ味黄色以下になると、斬り方補正による減算が激しいため、実質緑ゲージでの運用が主になる。
で、素で基礎攻撃力200の青ゲージを持つ武器の場合、斬れ味補正も加味した期待値は…
- 青ゲージ時:200×1.2=240
- 緑ゲージ時:200×1.05=210
- 緑ゲージ&鈍器:215×1.05=225
流石に青ゲージには敵わないが、スキル無し時の青と緑を足して2で割るほどの火力は維持してくれる。
MHWには素で青ゲージを持つ武器は多いが、長さがあまりない武器も結構多く、発動の機会はそこそこに有るかも知れない。
防具で発動するには「上位ディアブロシリーズ」なら2部位必要。
ちなみにMHWではガンナーにも効果がある。
近接攻撃の威力UPおよびスタン値を上昇させるというもの。
特にMHWのボウガンは、「殴るボウガン」と言われるほど主力級に強いので、
当スキルもそれなりに需要があったりする。
〇〇弾・矢強化
過去作同様、ガンナーには優先的に発動させたいスキル。
対象の射撃のダメージを1.1倍に強化する。
(過去作では拡散系のみ大きな補正だったが、MHWでは一律1.1倍)
MHWでは次の3種
- 通常弾・通常矢強化
- 貫通弾・竜の一矢強化
- 散弾・剛射強化
残念ながら、これら混合である「剛弾」は現状存在しない。
弓は仕様変更により、全射撃が出来るようになったが残念。
いずれもサイズ3のスロットが必要だが、1個はめ込むだけでスキルは発動できるため、装飾品を入手できると楽である。