MHWでの大剣の使い方について。
ここでは…
- 大剣の長所&短所
- 各モーションの特徴
- オススメスキル
について紹介して行きます。
記事が長めになったので、2ページに分けています。
MHW大剣のモーション値、コンボ図、オススメコンボも併せてご覧くださいませ。
過去作では「溜め斬り→回避→納刀」のサイクルが主流だったが、
MHWでは、「タックル」や「真溜め斬り」の実装に加え、コンボルートも多彩になりテクニカルな武器種となっている。
大剣の長所&短所
長所
- 単発の威力はとても大きい。特に溜め斬りは高威力で弱点部位に当てるとよく怯む。
- リーチが長く、高所の部位破壊もし易い。
- 手数は少ないので、斬れ味の消耗は少ない(ガードを多用しなければ)
- 物理ダメージがメインなので、攻撃力(とそこそこの斬れ味)が高い武器が1本あれば、多くのモンスターに対応できる。資金、素材に困りにくい。
- 納刀状態が基本なので、敵の攻撃は避けやすい。アイテムも使いやすい。
- 横殴り・タックルは打撃なので、一応スタンも狙える。
- 刀身を使ってガードも出来る。
- 極端に苦手と言うモンスターが少ない。
- (MHW)タックルは溜め最中にも派生でき、タックル中は被弾アクションを無効化できる。
長所と言うか…短所と言うか…
- 操作が比較的簡単な武器種だが、MHWでは色々できる。その分テクニカルな武器種になった。
- 「抜刀術【技】」の恩恵は大きいが、過去作ほど抜刀斬りオンリーが強い訳ではなく、必須級とは言い難い。
短所
- 抜刀中は移動速度が遅い。
- 攻撃自体は大振りなので、直前で避けられ空振りすることもある。
- 一撃重視な分、空振りした時のダメージ効率が極端に低下する。
- 属性値は高い武器が多いが、手数が少なく恩恵は小さい。(飛び込み薙ぎ払いは属性に上方補正が掛かるが)
- 特にパーティでは、溜めている間にモンスターが怯んで後退するなどで空振りしやすくなる。(タックルなどである程度対処はできる)
- ガードは出来るものの、斬れ味を大きく消費する。
- 斬り上げは味方を空高く吹き飛ばすので、パーティではあまりオススメされない。
大剣・モーションの特徴
刀身の先の方で攻撃を当てると、与ダメージ1.03倍の上方補正が掛かる。
(過去作の中腹Hitと似た仕様だが、少し異なるので注意)
斬れ味補正に関しては現在は不明。
肉質20のタルを溜め2、強溜め2で攻撃しても弾かれたことは確認した。
溜め斬り
大剣の象徴とも言えるメインコンボ。
今作も納刀状態から出すことができる。
これまでは溜め0,1,2,3(溜め過ぎ)の4段階だったが、
MHWでは溜め0,1,2(溜め過ぎ)の3段階になった模様。
モーション値と溜め時間はほぼ同じくらいで溜め3がオミットされたような感じである。
MHWでは、後述の「強溜め斬り」へ素早く派生できるようになった他、
新モーションである「真・溜め斬り」も追加された。
強溜め斬り
MH4G、MHX=ギルドと異なる点として、
強溜め斬りにも「溜め過ぎ」が発生するようになった。
なお、従来は、
と【】内のコンボパーツを経由する必要があったが、MHWでは溜め斬り後にⓁ+△でいきなり強溜め斬りに派生できる。
また、新モーションである「タックル」から強溜め斬りへ繋げられるコンボもあり、MHWでは強溜め斬りが出しやすくなっている印象。
真・溜め斬り
MHWでの新モーション。
棒高跳びのような跳躍で軽くジャンプしつつ、落下の勢いと共に強烈な斬撃をぶちかます。
(棒高跳び時の剣を地面にぶつける時に小ダメージ判定がある2段階攻撃)
また、トレーニングモードの肉質20のタルを攻撃したところ、弾かれ無効だと思われる。
モーションは長めで、攻撃中、攻撃後の隙も大きく、派生は回避のみである。
しかし威力は非常に高い。比較すると…
- 溜め斬り2 = 91
- 強溜め斬り2 = 97
- 真・溜め斬り2 = 21+211
と2倍以上の破壊力である。
分かり易いコンボで言うなら、
で出すことができるが、もう少し手早く出せるコンボルートもある(オススメコンボにて紹介)
もう一つ、この技で重要なのは、その勢い故斬撃後に身体がかなり”前のめり”になること。
紳士ハンターなら既にお察しだろう()。
なぎ払い
従来から存在した、前方を広めにカバーできる攻撃。
斬り上げと交互に繰り出すことで隙が小さくなる、「通称:デンプシー」も健在。
従来はなぎ払いから【A】で強溜め斬りに派生できたが、
MHWでは、今作新モーションの「タックル」に派生する。
強なぎ払い
主に強溜め斬り後の追撃として使われる攻撃。
コンボ自体はMH4GやMHX=ギルドと同じ。
過去作では【XまたはA】のどちらでも派生できたが、
MHWでは【〇】でのみ派生する。(△だと横殴りに派生)
MHWでは強なぎ払い後△ですぐに強溜め斬りへ派生可能。
要するに「強溜め斬り⇔強なぎ払い」のループが可能。
斬り上げ
従来通りの高所へのリーチが長い攻撃。
トレーニングでは分からなかったが、おそらく本作でも味方ふっ飛ばし効果はあると思うので、利用は計画的に。
なぎ払いとのデンプシーは今作も健在。
斬り上げ後は【△】で溜め斬りに派生できるが、
強溜め斬りから斬り上げに派生した場合に限り、【△】で強溜め斬りに派生する。
横殴り
従来から存在する攻撃で、通称:横ペチ。
打撃属性なので、頭に当てればスタン値も与えられる。
強溜め斬りや、MHW新モーションの「タックル」、「飛び込み薙ぎ払い」など、多くの攻撃から繋ぎとして使える。
「溜め斬り⇔横殴り」のループも可能。
強溜め斬りから横殴りに派生した場合に限り、【△】で強溜め斬りに派生する。
タックル
MHW新モーション。横殴りと同様打撃属性である。
スタミナを50ほど消費するが、攻撃中は仰け反りどころか、吹き飛ばしや咆哮すら無効化できる素晴らしい性能。
回避後、なぎ払い後、キック後と言う具合に多くのモーションから繋げられる。
更に、
- 溜め斬り
- 強溜め斬り
- 真・溜め斬り
の溜め動作をキャンセルしてタックルすることも可能。
これにより、溜め中に敵の攻撃が来たら、今までは被弾確定だったものがタックルで凌げるようになった。
(しかしダメージは受けるので、力尽きないようには注意されたし。)
タックル後は溜め斬りに派生もできる。
この場合の溜め斬りは、1ランク上の溜めになる。
溜め斬りをキャンセルしてタックル→△で強溜め斬り。
強溜め斬りをキャンセルしてタックル→△で真・溜め斬り。
溜め斬りをキャンセルしてタックルした場合、溜め段階に応じてタックルの威力も上がる。
飛び込み薙ぎ払い
MHW新モーション。
タックル後に【〇】で繰り出すことができる。
非常に広範囲をなぎ払い、若干前進する(?)ので、位置調整として便利かもしれない。
- 溜め斬り
- 強溜め斬り
- 真・溜め斬り
の溜め中キャンセルでタックルに繋ぎ、更に飛び込み薙ぎ払いに派生した場合は、溜め段階に応じて飛び込み薙ぎ払いの威力も上がる。
ジャンプ(溜め)斬り
MHWでは、MHX=エリアルのように、ジャンプ中に溜め斬りを繰り出すことができる。
溜める瞬間に、自由落下とは反する上向きの浮力が一瞬掛かるため、思ったより溜まる。
またジャンプ斬り後の追撃は従来の場合「強なぎ払い2」の威力だったが、MHWではこの溜め段階と同じ強なぎ払いになる。
溜め斬り上げ、落下突き
MHWでは、坂道でダッシュすると斜面滑り状態になる。
この間に△長押しで溜め斬り上げに派生することができる。
斬り上げ時にジャンプするので、そのまま△で落下突きに派生できる。
落下突きは当たり具合によっていHit数が変わる模様。
最初に高威力の判定が発生し、続けて低威力の多段Hitになる。タルに試したところ最大で5Hitくらいする。
落下突き後は、強なぎ払いに派生できる。
これも溜め斬り上げの溜め段階と同じ威力になると思われる。
大剣のオススメスキル
攻撃、匠、業物、見切り、弱点特効、耳栓、超会心…等等
「剣士共通・オススメスキル」に記載しました。
集中
溜め時間が短縮される。
溜め斬り、強溜め斬り、真・溜め斬り全てに適応されるため、本作でも優先的にで発動させたい。
- Lv1で0.95倍
- Lv2で0.9倍
- Lv3で0.8倍
過去作と同等効果はLv3。短縮の比率から分かるように、多少無理してでもLv3がオススメ。
抜刀術【技】
抜刀攻撃の会心率が上昇する。もちろん抜刀溜め斬りにも対応。
- Lv1で+30%
- Lv2で+60%
- Lv3で+100%
過去作と同等の効果はLv3で発動。
過去作の大剣は
がメインで、抜刀斬りを行う機会が多く、抜刀術【技】は必須級と言われた。
MHWでは抜刀斬りから、追撃しやすい強溜め、真・溜め斬り、タックルなど派生が多く、
そちらを組み込む戦術も多いため、必須とまでは行かなくなった。
貴方のスタイルや、敵を選んで発動させると良いだろう。
また、Lv3まで必ずしも上げる必要はなく、Lv1の+30%、Lv2の+60%に加えて、
- 渾身(最大+30%)
- 弱点特効(最大+50%)
- 見切り(最大+30%)
- 挑戦者(最大+20%)
- カスタム強化(最大+20%)
などの組み合わせで、会心率を引き上げるスキル構成も可能。
特に武器の素の会心率は変更が出来ないため、大剣の高会心率&抜刀術【技】は過去作では相性が良くなかったが、本作ではそれが調整可能になった。
納刀術
納刀速度を速くするスキル。
抜刀中の移動速度が遅いため、過去作と同じように、
抜刀斬り→回避で離脱→納刀のサイクルを主体で立ち回る場合は役立つ。
ただし、前述の通りMHWでは、抜刀斬りからの強溜め斬り、真・溜め斬り、タックルなど派生も多く、
納刀する機会は少なくなると思われるため、優先度は必須級ではなくなった。
ちなみに3段階のレベルがあるが、どれくらい速くなるかは未計測。すんません。
そもそも素の納刀が過去作より早くなっている武器種が多く、比較は難しい模様。
素が速くなったから、スキルに頼らなくても大丈夫!と言う意見もあり。
回避性能
回避時の無敵時間を延長する。
- 未発動で7F(0.233秒)
- Lv1で8F(0.266秒)
- Lv2で9F(0.300秒)
- Lv3で10F(0.333秒=過去作の回避性能+1)
- Lv4で11F(0.366秒)
- Lv5で12F(0.400秒=過去作の回避性能+2)
大剣はガードが可能ではあるが、斬れ味を大きく消費する。
またMHWで追加されたタックルはコンボ用なので、咄嗟の場面で繰り出せないこともある。被弾アクションを取らないが、ダメージは受ける。
と言った欠点があり、抜刀時は機動力が無いため、フレーム回避を要求されるケースはそこそこにある。