モンスター側に発生する拘束状態。
基本的にアイテムを用いて拘束するものである。
落とし穴状態に若干似ている蔦やられもここで扱う。
拘束できる点は状態異常と似ているが、仕様が異なるのでしっかり頭に叩き込んでおきたい。
拘束の基本
手数を重ねて、蓄積させていく状態異常とは異なり、
アイテムによる拘束は、ハマれば基本1発で拘束可能である。
シビレ罠と落とし穴は、設置した箇所を、モンスターが踏むことによって拘束状態になる。
閃光玉は、モンスターの眼前で炸裂させることで拘束できる。
状態異常とは別にコツが必要となる。
罠を設置した瞬間、モンスターは把握したかのようにエリチェンするのはよくある話。
足元に直置きすることで、安定して拘束できる。
もちろん妨害されて失敗することも多々あるが。
また、同一モンスターに対して同じ拘束手段を利用すると、段々と拘束時間が短くなっていく。
初回の拘束時間は…
- シビレ罠:8秒程度
- 落とし穴:10~12秒程度
- 閃光玉:15~30秒程度
なのだけど、最終的には僅か3~5秒程度しか拘束出来なくなる。
閃光状態
閃光玉をモンスターの眼前で炸裂させることで、モンスターの視界を奪い、一時的に目くらまし状態にできる。
決まれば、モンスターの頭上に★が発生するようになる(スタンとほぼ同じ)
閃光玉が炸裂すると、画面が真っ白になって、こちらの視界も遮られるので、投げまくりはよろしくない。
オプションでゲームの環境設定を「ひかえめ」にすると、発光が弱くなる。割と知られていないマメ知識。
視界を奪うだけなので、シビレ罠や落とし穴のように完全に自由を奪うわけではない。
ただし設置時間の隙を晒さずに、投げるだけで良いところが利点である。
目くらまし状態中のモンスターの挙動は色々で…
- 完全に無力になるモンスター
- むしろ危険なくらい暴れるモンスター
- 同じモーションばかり繰り返すモンスター
- 咆哮ばっかりを連発するモンスター
など様々である。
モンスターに共通して言えるのは、
疲労時は大人しくなりやすく、怒り時は結構暴れるモンスターが多い。
また長距離を移動する突進などを封じれることが多く、その場からあまり動かない攻撃を行う傾向にある。
よって少し離れて立ち回るガンナーの方がチャンスを作りやすい。ブレスとかに気を付ければ一方的に攻撃できる。
剣士の場合はモンスターによって閃光玉が有効かどうかを事前知識を持っておいた方が良いだろう。
視界を奪っているはずなのに、何故か的確にこっちを狙ってくることもある?
たぶん気のせいだろう。
初回は15~30秒ほど効力があるが、
回数を重ねるごとに段々効き目は短くなり、最終的には5秒程度になる。
また、もともと目が退化しているモンスターには効かない(ゴア・マガラとかフルフルとか)。
空飛んでいる時に当てると…
空を飛んでいるモンスターにHitさせると平衡感覚を失って墜落、転倒状態になるため、地上で目くらまし状態にするよりも大きなチャンスが生まれる。
撃墜時にスタミナも多めに奪える。
空飛んでるのが日課になっているモンスター(赤や銀のヘタレ王者とか)を狩猟する際は是非持ち込もう。
これをメタるかの如く、MHXで登場する黒炎王、紫毒姫は撃墜が出来ず、行動キャンセルできるだけ、
しかも1秒程度で目くらましも解けてしまうと言う、通常種の攻略の基本を覆す仕様になった。
ただ、片方の翼爪さえ破壊してしまえば、通常種通り撃墜は可能になる。
シビレ罠
地面設置型の拘束アイテムで、設置すると電流のようなエフェクトが発生する。
(ポケ〇ンで言う電磁波な感じ)
モンスターが踏むことによって、麻痺と同じような拘束状態になる。
麻痺とは別物、シビレ罠→麻痺と拘束を上書きすると分かりづらい。
シビレ罠の特徴はこんな感じ。
(落とし穴との比較、赤字はデメリット)
- 落とし穴に比べて設置完了までが早い。サイン音と同時に設置が完了する。
- 完全に動きが止まるため、狙った部位を狙いやすい。尻尾も斬りやすい
- 割とだれでも効く。
- モンスターが怒り状態でも、拘束時間の変化はない(MHXでは短くなる奴もいる)
- 拘束時間は短め(初回で大体8~12秒)
- 他の状態異常(毒以外の拘束)に上書きされる。
と言った具合。
尻尾の動きも止まるため狙いやすいが、切断すると強制的に罠も解除されるので注意したい。
殆どのモンスターに効くが、ゲリョスは元がゴム質であり無効である。
またジンオウガ原種は通常時のみ拘束可能だが、シビレ罠の電気を食べるアクションを行い、蓄電量をUPさせてしまう。拘束時間はやや長い。
超帯電状態時は無効。踏まれるだけで破壊される。
ライゼクスは拘束可能ではあるが、解除と共に頭、翼、尻尾が電荷状態になる。
危険な状態だが、肉質も軟化するため、上手く立ち回れるならダメージ効率は上がる。
コチラの拘束時間はたったの5秒。
また、睡眠や麻痺、スタンが発生すると、シビレ罠は破壊され状態が上書きされる。
乗り蓄積は、乗りダウンが発生する蓄積の1手前の状態で止まる。
罠解除時は、モンスター特有のモーション後に動き出す。
落とし穴
地面設置型の拘束アイテムその2で、
設置すると、直下に穴という名の空間ができ、その上にネットを展開し、穴を隠すような形で罠が出来上がる。
設置すればハンターは自由に動けるが、罠が完成するまでには少し時間が掛かる。
シンプルな名前の罠だが、高度な仕掛けである。
ポケ〇ンやっている人「あなをほる」と叫ばずにはいられない。
わざマシン28「わなをほる!!」
大型モンスターが踏むことによって、ネットが破れて穴に落下。
穴とネットの粘着によって拘束する。
落とし穴の特徴はこんな感じ。(シビレ罠との比較、赤字はデメリット)
- 文字通り「落ちる」ため、普段届かない部位(特に背中)も届く
- 拘束時間はシビレ罠よりも長い(10~15秒程度)
- 拘束中に麻痺や睡眠、スタンを重複させられる。
- 尻尾は地面に埋まってしまい斬れない。
- 拘束中もモンスターは結構暴れる
- 設置完了までが長い。
- 怒り状態では拘束時間が短くなるモンスターも多い。
- 効かないモンスターもシビレ罠よりやや多い。
デメリット多く見えるが、拘束時間が長いので、特にパーティでは1発の落とし穴でかなりのダメージを叩き出せる。
また拘束中に麻痺やスタン状態にすれば穴にハマったまま動きが完全静止するため、弱点を狙うのも容易になる。
落とし穴の拘束終了間際でこれらを重ねると、実質拘束を延長させられる。
落とし穴中の睡眠はフラフラ時間が極端に短いので、勢い余って起こしてしまうことも多い。
ただし落とし穴拘束中でも睡眠にすると未発見状態になり、落とし穴から出てきた後は発見した時のアクション(威嚇・咆哮など)を行ってから攻撃を仕掛けてくる。要するにチャンスタイムがやや延長される。
脱出時は真上に飛び上がりながら出てくる奴もいる。
特に飛竜種などの空を飛べる奴はホバリングしながら降りてくるが、閃光玉で撃墜すれば更に拘束できる。
落とし穴で高速中は首を左右に振るモンスターが多く、振る回数で閃光玉を投げるタイミングを決める等の戦術も有効。
なお、矛砕ダイミョウザザミは拘束こそできるものの、解除と共にそのまま潜行状態へ移行する。
毒々落とし穴
MHXでは、オトモのサポート行動限定として毒々落とし穴の技が登場した。
通常の落とし穴と同じ拘束効果を発揮し、更にハマった瞬間に毒の蓄積値を与える。
大半のモンスターは初回は一発で毒状態に出来るほど。2回目以降は一発では毒にならない奴も多い。
回数を重ねるごとに拘束時間が短くなる点は、落とし穴と共有している。
初回をコチラで嵌めた後、2回目を落とし穴で嵌めると、拘束時間は2回目のものになる。
蔦やられ
他の罠とは違って、アイテムによるものではないが、拘束になるのでここで記載。
蔦やクモの糸のある二階建て構造になっているエリア限定。
蔦(クモの巣)の上で、モンスターの特定の部位を怯ませることによって、蔦に脚が引っ掛かり、落とし穴の状態と同じような拘束ができる。
拘束時間は5~8秒と長くはないが、何度嵌めても拘束時間は変わらない。
落とし穴同様に、拘束中に麻痺やスタンによって拘束を延長することも可能。
脱出時は跳び上がるので、ホバリングしながら降りてくるモンスターなら閃光玉で撃墜も可能。
その閃光中にまた怯みを狙って蔦で拘束…といった「蔦ハメ」という戦術がある。