ゲーミングモニター「BenQ EL2870U」の持つ、応答速度1msとは何か簡単に説明

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ついこないだ、ゲーミングモニター「BenQ EL2870U」を入手することができた管理人。

そのスペックの中でも、特に気になったのは応答速度

これは、モニターの性能を語る上で欠かすことのできない要素。

結論から言えば数字が小さいほど、映像の切り替わりが素早く行われ、キメ細かく映るため高性能と言えます。
特に一瞬の判断が要求される(FPSなどの)ゲームには大事な要素なので、是非知っておいてほしい。

「BenQ EL2870U」の場合は1ms(GtoG)と記載されていますが、一体どういう事でしょうか?

こちらの性能に関してはリンク先に書いています。

BenQの4Kゲーミングモニター【EL2870U】がPS4やPCゲームにオススメ?見た目、仕様など紹介!
PS4やパソコンゲームで遊ぶ時、みなさんはどのようなモニターを利用されているでしょうか? 元から家にあったテレビをそのまま使ったり ゲーム用に購入された方 或いは

1msとは?

この1msと言うのは…
画面の色が【黒→白→黒】と変化するときに要する時間、と考えてもらえば大丈夫です。

で1msは「1ミリセカンド」つまり1000分の1秒ということ。

ここで気になるのは、ゲームのフレームと言うもの。

大体のゲームは1秒が30もしくは60フレームで出来ていると言われています。

60フレームと言うのは、1秒間に60回分、映像が変化していると言うこと。

じゃあ1秒を60で割れば、0.01667、つまり1フレーム当たり16.67msとなる。

1msはそれよりも応答が速いんだから、全然問題ないですよね?
って思った方、ちょっと待ってほしい。

今どき、白黒しかないゲームなんて無い?スペック表記の罠?

上で述べた応答速度というのは、
【黒→白→黒】と変化するときに要する時間と述べました。

実は「まっくろ」から「まっしろ」へ画面が変化するのは、
一番負担が小さい=応答速度を速くしやすい、と言われているんですね。

例えとして、音量を調節するツマミってあるでしょ?

これをMINからMAXまで動かす、という動作を想像してもらうと分かりやすいかも知れないです。

端から端なら、一気に動かしてしまえば良いんです。
一瞬でできますよね?

が、実際のゲームは、白黒画面ではなく、様々な色(俗に言う中間色)が用いられています。

これを音量ツマミに例えると、中間へ移動させるようなもの。

一瞬で捻って目標の位置でピッタリ止めるのは難しいでしょう。
ジワジワと減速する分、時間が掛かると思います。

つまりは、

応答速度1msと商品スペックに記載があっても、
それは【黒→白→黒】と変化するときに要する時間のことであり、実際の画面ではそれ以上に時間が掛かることが有り得る、
と言うことになります。

正確には分かりませんが、数倍~数十倍掛かる場合もあるらしいです。

スペックを見て買ったのに、思ったより応答速度が遅いと感じた方もいるかも知れません。

GtoGとはなにか? オーバードライブという技術?

そこでここ数年、中間色に対する応答速度を高速化しようと言う技術が、メーカーにおいては盛んに盛り込まれるようになってきたようだ。

ここではざっくりとだけ説明するが、オーバードライブと言った技術が用いられるようになってきている。

これは中間色への応答速度を高速化させる技術の一つで、最近注目されている。

先ほどの音量ツマミで例えると、

オーバードライブを用いない場合。
目的の位置を一切超えないようにピッタリ止めるようなもの。

一方でオーバードライブを用いた場合。
目的の位置を多少超えて止まってもOK。
超えた分は戻すことによって最終的に目的の位置へ持ってくる。

この違いである。

ピッタリ止めようとすると、かなり手前から減速させる必要があるが、
多少超えても良いとなると、目的の位置ギリギリまで減速させずに済むようになる。

その分、応答速度が速くなると言う考え方だ。

ちなみにこの超えた分を画面の輝度(画面に映る時の明るさ)に話を戻すと、人間の肉眼にはほぼ分からない程度の誤差らしい。

目的の位置ギリギリまで減速しない(応答速度に全てのウエイトを振る)と、目的の位置を大きく超えてしまいやすく、肉眼で分かる程の輝度変化が起こるかも知れない。

一方減速が早すぎると、応答速度の向上があまり見込めなくなる。

つまり、どのタイミングで減速させるか?
と言う指標がメーカーの技術力の見せ所、と言うことになる。

このオーバードライブと言う技術により、
【中間色から中間色】への応答速度の向上が可能になった。

中間色と言うのは、黒と白の間、つまりグレーになる。
そして【中間色から中間色】への応答速度のことを、

グレーの頭文字を取って【〇〇ms GtoG】
もしくは、
【〇〇ms オーバードライブ搭載】
【〇〇ms 中間色調】

と表現するようだ。

結論として、応答速度を意識してモニターを検討する場合は

応答速度の数値および、上のような表記があるかどうかも、製品仕様の項目で確認しておきたい。

当記事で紹介している、「BenQ EL2870U」は【1ms GtoG】である。

2018年時点では非常に高性能な数値だと思われる。

FPSなどのゲームには相性抜群?

FPSというのは「ファーストパーソン・シューター」の略で、
プレイヤー視点になり、広大なフィールドを移動しながら戦うアクションゲームのこと。

モンハンも、まあこれに近いジャンルと言えばそうでしょう。
モンハンの場合はハンター全身が映し出されるが、FPSは手先や武器など一部が表示されるものが主である。
そして対人戦が多い。

実際のところFPSはこの応答速度が勝敗に直結するとも言われています。
ガチ勢の話では「応答速度は1msがオススメ」だそうだ。

一般的なモニターは10~5msなどが多いみたいですが、1msとは随分違う模様。

FPSは0.0X秒と言った一瞬の判断で競うことが多く、
応答速度が遅いとどうしても画面の移り変わりが微妙に遅れ残像などが残ることがあり、反応が遅れてしまいがちだそうだ。

できるだけ最適な条件で遊ぶには応答速度と言う仕様は購入前に必ずチェックしておこう。

BenQ公式サイトはこちら。

BenQの4Kゲーミングモニター【EL2870U】は、こちらのリンク(Amazon)からも購入が可能です!

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