モンスターからの攻撃を躱すために、回避行動というものがある。
これを上手く使えば、殆ど被弾せずに立ち回ることが出来る。
回避にもいくつか種類があって、それぞれどのような場面で有効か、その辺紹介します。
移動で回避
正確には回避動作は行わず、アナログパッドのみ使用して移動のみで避ける方法。
主に納刀状態や、抜刀状態でも移動速度の速い武器種では、これでも避けられることも多い。
抜刀中も比較的足が速いのは…
- 太刀
- 片手剣
- 双剣
- ハンマー
- 狩猟笛(自己強化時)
- スラッシュアックス(斧)
- チャージアックス(剣)
- 操虫棍
- ライトボウガン
- 弓
他の回避方法に比べると、モンスターの攻撃判定部分からの離脱は難しい。
(移動だけでは間に合わないなら、素直に回避すべきである)
回避しなくても、少し動くだけで余裕で回避できる場合は、敢えて回避せず移動だけで避けた方が良い。
モンスターの予備動作の時点で、攻撃の当たり判定位置を予測し、
当たらない場所ギリギリを位置取るような形で移動することが多い。
他の回避は、回避モーションが終わるまで自由には動けないが、移動だけだと常に自由に動けるため、
モンスターの攻撃を躱してから、素早く反撃に移ることができる。
特に双剣やハンマー、弓はスタミナを消費する機会が多い。
抜刀時の移動速度は早い方なので、スタミナを温存するために移動で避けられる時は移動で躱したい。
この移動による回避を使いこなせれば、非常に無駄のない立ち回りが出来るようになる。
通常回避
回避手段の中でももっともポピュラーなアクション。
スタミナを25消費し(スキル「体術」で軽減可)前方、もしくは側面に転がるように回避する。
抜刀中は前方に回避する。
抜刀中でも、攻撃コンボの繋ぎとして、【パッド左右+B】で入力方向に回避する。
転がるようなモーションであることから、「コロリン」と呼ばれることもある。
(2コロリン=2回分の回避で移動する距離とか…)
移動での回避に比べて、出始めの移動速度が速く、移動では間に合わない場合でも、こちらなら回避できることも少なくない。
ステップ回避
【B】ボタンでコロリン回避ができるが、武器種によっては抜刀時にステップ回避になるものがある。
その対象は…
- ランス、ガンランス全般
- 片手剣のバックステップ【パッド後+A】
- スラッシュアックス、チャージアックス(剣モード)の攻撃後の横方向回避
- ライトボウガンの攻撃後の横方向回避
- 弓の矢発射後のバックステップ【B】
また双剣は鬼人化、鬼人強化の抜刀時はステップ回避の動きに近い鬼人回避になる。
ステップ回避は回転回避に比べると移動距離は短いものの、モーション自体は短く隙も小さいので、連続して相手を攻撃するのに向いているアクションと言える。
攻撃後の隙キャンセルとしての回避
この通常回避やステップ回避は、殆どの攻撃モーションの後に連携で使うことができる。
モンスターの反撃が来る前まで攻撃し、被弾する前に回避に派生して避ける、と言う流れが基本となる。
回避が遅れると被弾するため、何度も狩猟してタイミングを覚えると被弾も減って快適に狩猟が楽しめる。
また、回避に繋げないと攻撃後の隙が長すぎるモーションも結構多く、攻撃+回避を1セットとすることがよくある。
例えば…
- 大剣・太刀の斬撃の殆ど
- ハンマーの溜め3・スタンプ
- 狩猟笛の叩き付け、演奏後
- ランス、ガンランスの突き後(ステップ回避)
- スラッシュアックス、チャージアックスの斬り上げ(斧)
- 操虫棍の薙ぎ払い、飛燕斬り後
等等、重い武器や大振りな攻撃ほど、隙が大きい傾向にありますね。
緊急回避
通称:ハリウッドダイブ
意外にも知らない人が多いとも言われるこの回避方法。
MH4では上位クエスト「ダラ・アマデュラ」戦にて事件が発生した(笑)
彼の放つダラビームは緊急回避がほぼ必須で、HRをガチ上げされた緊急回避を知らない、もしくは使いこなせてない初心者ハンターが次々と粉砕されたw
「緊急」と名前が付く通り、
移動や通常回避、ステップなどではどうしても避けられない時に、この回避方法で躱すこともある。
無敵時間が非常に長い。
緊急回避の手順・効果
緊急回避を行うためには、まずは納刀状態でないといけない。
更に、大型モンスターに対して背中を向けた状態でダッシュすると逃走状態になるので、ここで【B】を押す。
(自身の前方大体90度くらいの視界より外にモンスターが居る状態。真横くらいを向けば確実)
するとまるでハリウッドダイブの如く、地面を思い切り蹴っ飛ばしつつ身体を投げるように避ける。
通常回避と同様にスタミナを消費するので、スタミナが空っぽだと使用不可(っていうよりダッシュできない。)
思い切り胴体着陸するが、それ自体でダメージを受けることはない。
無敵時間は跳び始めてから、着地して滑り込みが止まるあたりまで。
その時間は約1.5~2秒と、回避性能+3(0.6秒)を軽く上回るほど長い。
無敵時間には揺らぎがある。
先述のように着地しきった時に無敵時間が切れるが、
- ダイブした先が坂道や段差があったり、
- モンスターに潰されるように回避したり、
- モンスターを飛び越えるように回避したり
と、着地するまでに多少の時間差が生じる。
モンスターの突進に轢かれるように緊急回避すると、よくモンスターの下に潜り込むようになる。
無敵時間は早めに切れるが、起き上がった時にモンスターに接近しているため、手早く攻撃に転じられる。
ガララアジャラの巻きつきの内部に閉じ込められた時は、胴体外へ向かって緊急回避しよう。
出来れば尻尾に近い側の方が細いため安定する。胴体の上を乗り上げるように回避して脱出できる。
緊急回避の欠点は、納刀ダッシュしていないと使用できない点。
特に納刀の遅い武器種では大変である。
ただ、モンスターの高威力かつ広範囲の攻撃は、予備動作も長い傾向にあるので、即座に納刀して緊急回避をする猶予はあったりもする。
また、無敵時間が切れた後は、起き上がるまでは完全に無防備になるし、ダッシュしてから回避するため、結構なスタミナを消耗する。乱用するものではなく、ここぞという場面で行うべきである。