スキル「不動(金剛体)」の効果、装飾品名、お守り(護石)のポイントについて紹介していきます。
被弾時の吹き飛びや、風圧、振動、咆哮による硬直をある程度防ぐスキル。
色々な効果が複合している防御系スキルである。
MH3Gのものが強力。
スキル・不動の装飾品、発動スキル、お守り(護石)
装飾品名
- 剛体珠【1】→+1
- 剛体珠【3】→+4
発動スキル
- +10pt:金剛体
お守り(護石)最高pt
- MH3G:3pt(風化したお守り)
- MH4G:4pt(刻まれたお守り)
スキル・不動の効果
ゲーム内の説明を見ると、
と、よく分からない表現になっている。
実際の効果はと言うと…
- 尻餅を仰け反りに軽減(=ネコの尻餅つかず)
- コロコロころがる被弾→受け身を取る(=猫の受け身術)
- 上空に吹き飛ぶ被弾、水平に吹き飛ぶ被弾→受け身を取る。
- 水流【小】無効
- 風圧【小】無効
- 咆哮【小】と(MH3Gのみ)一部の咆哮【大】を無効
と数多くの能力が合体している。
特に一番最後の聴覚保護効果が大きい。
装飾品で見た場合、当スキルの聴覚保護も3スロ4ptと同じでありながら、こちらの方が他の複合効果もある。
ただ、当スキルが聴覚保護の完全上位互換とは言えない。
その理由は…
- 咆哮【大】には無力であること(MH3Gは例外)
- 「不動」よりも「聴覚保護」の方がスキルポイントを持つ防具が多い。
- 「不動」よりも「聴覚保護」の方が高ポイントのお守りが存在する。
- 被弾時の吹き飛び軽減が逆にデメリットになることもある。(後述)
等があるため、行くクエストによって使い分けが必要だろう。
シリーズによって効果が異なるので、後ほど述べます。
被弾時の吹き飛び軽減
被弾した時のアクションは次の通り。
- ①仰け反り
- ②尻餅を付く or 前方にこける
- ③吹き飛ぶ・受け身を取れる
- ④吹き飛ぶ・受け身を取れずコロコロ転がる
- ⑤空高く打ち上げられる
- ⑥吹き飛ぶ・より低い放物線上に飛び、コロコロ転がる
このうち金剛体の効果があるのは②、④、⑤、⑥で、
②の尻餅は仰け反りに軽減。
④⑤⑥の吹き飛びは、全て受け身可能な吹き飛び、つまり③に軽減される。
このような吹き飛びアクション軽減はメリットもあればデメリットもある。
②の「尻餅→仰け反りに軽減」のメリット
パーティプレイでは役立つことが多い。
スーパーアーマーでない状態で味方の攻撃を貰うと、その多くで尻餅をついてしまい、
折角のチャンス時であっても、攻撃機会をロスしてしまうため、ダメージ効率が落ちる。
仰け反りは一瞬のアクションなので、チャンス時でもロスが小さくなるためオススメ。
②の「尻餅→仰け反りに軽減」のデメリット
一方で、尻餅になる動作をした後に大技を当ててくる攻撃には弱い。
一例ではナルガの尻尾振りとか。
前脚には尻餅判定があり、通常なら尻餅中に尻尾振りが終わるためやり過ごせるが、
金剛体で仰け反りに軽減してしまうと、すぐに復帰するせいで、尻尾振りの被弾が非常に困難になる。
④⑤⑥の「吹き飛び軽減」のメリット
- ④の受け身を取れず転がる吹き飛び
- ⑤空高く打ち上げられる吹き飛び
- ⑥より低い放物線を描いた吹き飛び
は、自由に動けるまでに、かなり時間が掛かる。
またこれらの起き上がるタイミングで攻撃を重ねてくる、「通称:起き攻め」をするモンスターも居る。
そのタイミングをずらせることもある。
また少しだけタイムロスを減らすことが出来る。
⑥の低い放物線を描く吹き飛びは、
そのまま壁にぶつかると気絶値が追加され、そのまま気絶→追撃で乙
となりやすいが、これを防げる点は大きい。
④⑤⑥の「吹き飛び軽減」のデメリット
受け身を取れる吹き飛びに軽減できるが、
逆にそのタイミングで起き攻めにされるケースもある。
どちらか言えば、当たり判定が非常に長い攻撃や、連続で攻撃してくる系が危険。
通常なら倒れている間に攻撃が終わるところが、早く復帰してしまって、更に被弾。
と言うこともある。
MH4Gでは、受け身の取れない吹き飛びの場合、起きるタイミングを少し遅らせることが出来るようになり、
相対的に受け身を取れる方が起き攻めされやすくなった。
そのためMH4Gではややデメリットの高いスキルである。
シリーズ毎の変遷
MH3G
本作で登場。
一番優遇されているシリーズとも言える。
MH3Gでは、咆哮【小】に加えて、拘束の短い咆哮【大】も無効化できる。
ちなみに高級耳栓でないと無効化できないモンスターは、
- ディアブロス
- ギギネブラ
- ラギアクルス(希少種のみ)
- ナバルデウス
- ジエン・モーラン
- グラン・ミラオス
と、あまり多くない。
このため、高級耳栓よりもコチラで事足りることが多い。
MH4
MH4では、金剛体の耳栓効果が弱体化。咆哮【小】のみ無効になった。
MH4では、
- 看板モンスターである、ゴア・マガラ
- MH4新出のザボアザギル、ガララアジャラ
- 咆哮で拘束中に理不尽な電撃を浴びせてくるフルフル
- どういうワケか、本作より咆哮【大】に強化された、金レイア、銀レウス
- 咆哮【小】と【大】を使い分ける、バサル・グラビ一族、ラージャン
- ミラボレアス
等等、高級耳栓が必要なモンスターは割と多い。
これよりMH3Gほど人気スキルではなくなった。
MH4G
スキルの効果自体は、MH4と変わらない。
しかし前述の通り、
MH4Gより、受け身不可の吹き飛びになった場合、パッド未入力にすれば、起きるタイミングを少し遅らせられる。
当スキルにより受け身可能な吹き飛びに軽減してしまうと、起きるタイミングをずらせなくなるため、この点はデメリットである。