スキル「聴覚保護(耳栓・高級耳栓)」の効果、装飾品名、お守り(護石)のポイントについて紹介していきます。
大型モンスターの放つ、咆哮(バインドボイス)による拘束を無効化するスキル。
乗りバトル時の咆哮も無効化できるため、MH4シリーズ以降人気は加速した模様。
目次
スキル・聴覚保護の装飾品、発動スキル、お守り(護石)
装飾品名
- 防音珠【1】→+1
- 防音珠【3】→+4
発動スキル
- +15pt:高級耳栓
- +10pt:耳栓
お守り(護石)最高pt
- MH3G:5pt(風化したお守り)
- MH4G:8pt(刻まれたお守り)
- MHX :5pt(古びたお守り)
スキル・聴覚保護の効果
大型モンスターが放つ咆哮(バインドボイス)の際、耳をふさぐ拘束状態を無効化できるスキル。
シリーズ通して、「耳栓」と「高級耳栓」が存在し、効果が異なる。
耳栓
スキルポイント10ptで発動する。
一部の大型モンスターが放つ咆哮【小】を無効化することができる。
咆哮【大】には何の効果もない(拘束時間軽減もない)ので注意。
当スキルは装飾品が3スロ4ポイント型で結構重いため、
咆哮【小】しか使わないモンスターに対しては、スキルは耳栓発動で止めておくように、マイセット装備を準備しておくと良いだろう。
(高級耳栓で統一した装備だと無駄があるよーって意味。)
高級耳栓
スキルポイント15ptで発動する。
「耳栓」の強化版で、一部の例外を除き、ほぼ全ての咆哮を無効化できる。
例外とは、音圧ダメージを伴う咆哮のこと(俗にバインドボイス【特大】と言われる)
主なモンスターは、
- ティガレックス
- 隻眼イャンガルルガ
- アカムトルム
- ウカムルバス
等等。
咆哮より一回り狭い範囲にダメージ判定があり、近すぎるとダメージと共に吹き飛ばされる。
ダメージ範囲より外ならば、咆哮の範囲内でも無効化可能。
一般的に咆哮【大】の方が拘束時間も長く、最近のシリーズでは拘束中に敵から先に攻撃を仕掛ける者も少なくないので、あるととても安心。
咆哮中は、スキルが無い場合は拘束されてしまうが、
当スキルで無効化することで、一転してその間のモンスターは完全に隙だらけになる。
殆どの武器種にある、大技を決めやすくなるため、無効化系スキルでありながら攻撃系スキルとも捉えられる。
基本的に咆哮を行うほぼ全てのモンスターに対して有効なスキル。
咆哮の頻度が多いモンスター程当然有効。
武器種毎の利点を端的に書くと…
大剣
一応ガードで防げるが、無効化することで、溜め3が安定して決まるため効果大
太刀
ガード出来ない武器なので、優先度高。
無効化中に気刃大回転を決めやすくなり、結果火力の増加に繋がる。
片手剣
ガードは出来るが、咆哮でも大きくノックバックするため、無効化できれば手数は増える。
あって損はない。
双剣
ガードが出来ないので、優先度高め。
無効化中に、鬼人化してゲージを回収しておくと、以後手数が増加しやすくなる。
MH3Gでは「不動(金剛体)」の耳栓効果にバグがあり、鬼人化が何故か解除されるようになっていた。
ハンマー
ガードが出来ないので、優先度高め。
頭に縦3コンボを決めやすくなり、結果スタンも決めやすくなる。
咆哮時に頭を低所に持ってくるモンスターほど、スタンをさせやすくなるだろう。
狩猟笛
ガードが出来ない武器だが、
狩猟笛は演奏によって「聴覚保護」が吹ける武器もあるため、そちらを発動させて、
当スキルの枠を火力等に回した方が強いかもしれない。
「聴覚保護」持ち+攻撃力強化【大】を持つ狩猟笛もいくつかあるし。
ただ、聴覚保護の旋律は「音色3×2」を要求されることが多く、結構手間かかる。
その手間が省けるため、あって損はない。
ランス・ガンランス
ガード可能な武器のため、優先度は低め。
スキル「ガード性能」を発動させると、咆哮はほぼ仰け反りしなくなるし、他の攻撃の仰け反りも軽減できる。
よってガード主体で立ち回る方が何かとお得と思われる。
特にランスの方は、カウンター突きによって、咆哮をガードしつつカウンターできる。
スラッシュアックス
ガードが出来ない武器なので、優先度高め。
決めやすい大技と言えば属性解放突きだろうか。
チャージアックス
剣モードでガード出来るため、優先度は低め。
属性強化すればガードの性能が向上し、咆哮では仰け反りにくくなる。
更に属性強化時はガードポイントによりビンの爆発でカウンターできるためコチラの方がオススメされやすい。
操虫棍
ガード出来ない武器であり、
他の武器種より乗りの機会が多く、乗りバトル中の咆哮も無効化できるため、優先度は高め。
なお、白+橙のダブルアップで耳栓効果が得られるため、
咆哮【小】を放つモンスターに対しては、エキス強化を維持できるなら優先度は下がる。
咆哮【大】は防げないので、コチラを放つモンスターには大変役立つ。
ガンナー武器
近接武器に比べると、やや離れて立ち回るため、咆哮の範囲によって発動を決めるのも一考。
或いは、メインで撃つ弾種にもよるかも知れない。
やや離れて立ち回る「貫通弾・矢を用いる」&「咆哮の範囲が狭い」場合は、咆哮の範囲より外に出ることで、拘束されなくて済む。
咆哮【大】は範囲が広いことが多く、ガンナーは剣士よりも防御力が低く事故死しやすいので、スキル発動の優先度は高め。
シリーズ毎の変遷
MHP3
MHP3では咆哮によって拘束される時間が統一されており、
咆哮【大】を受けても拘束時間は短め。
基本的に敵の攻撃よりも早く動ける事が多いので、当スキルは単純に手数を稼ぐ目的での発動になる。
MH3G
MH3Gでは拘束時間がモンスターによって異なるようになった。
特に咆哮【大】を受けると長い時間拘束してくるモンスターも存在するため、当スキルの優先度は高くなった…かのように思えた。
しかしMH3Gでは、スキル「不動(金剛体)」が登場。
金剛体は・・・
- 被弾時の吹き飛びを軽減(受け身可能な吹き飛びに)
- 尻餅つかず効果
- 水流【小】無効
- 風圧【小】無効
- 咆哮【小】無効、および拘束短めの咆哮【大】無効
スキル自体3スロット4ptと当スキルと同じで、10ptで発動する。
そのため一番最後の効果だけで耳栓の上位互換になっている。
(強いていうなら、不動のスキルポイントを持つ防具は少な目と言うところ。)
ちなみに金剛体で咆哮を無効化できないモンスターは
- ディアブロス
- ギギネブラ
- ラギアクルス(希少種のみ)
- ナバルデウス
- ジエン・モーラン
- グラン・ミラオス
と、それほど多くない。
そのため、金剛体でOKと言われてしまうことが多かった。
MH4・4G(応急耳栓とは?)
MH3Gでは、前述の通り「金剛体でOK」と言われてしまいがちだったが、本作では金剛体が弱体化。
咆哮【小】のみ無効になった。
更に本作より「乗り」が実装され、
乗りバトル中の咆哮も無効化することが出来る。
咆哮を放つモンスターへの乗りが非常に安定するようになる。
そのため、当スキルの需要は増した。
乗る機会の多い操虫棍には優先度が高い。
(尤も、白+橙エキスのダブルアップで耳栓効果は得られるが…それでもスキルによる常時無効は大きなメリット)
MH4Gでは「応急耳栓」が登場。旅団ポイントで購入でき、所持可能数は3個。
こちらは回復薬のように飲むアクションを行った後、一度だけ咆哮【大】もしくは【小】を無効化することができる。
(飲む動作はスキル「早食い」の如く早い)
一度でも咆哮を受けると壊れてしまうため、
- 超帯電&怒り時移行時くらいしか咆哮しないジンオウガ
- 開幕の咆哮以外は空に飛び上がって咆哮するシャガルマガラ
- 決戦ステージでのみ咆哮するダレン・モーラン
- 開幕だけ咆哮【大】を放つグラビ一族
などの、咆哮を防ぐ機会が少な目な相手に効果的。
乗りバトル中の咆哮は、
たとえしがみ付いたとしても応急耳栓は壊れるので、全力で攻撃すべきである。
MHX、MHXXではレンキン耳栓が登場?
MHXでは「金剛体」は登場しない。
そのため咆哮を無効化するには、当スキルが必要になった。
しかしMHXでは…
- 狩技「絶対回避(臨戦)」を咆哮に合わせて発動させる。
- エリアルスタイルのエア回避だと、咆哮【小】は短い怯みで済む。
- ブシドースタイルのジャスト回避(ガード)で往なし、そのまま反撃する。
等々、他にも回避手段が増えたため、過去のシリーズほど優先度は高くない。
スキルの自由度が高くないため、当スキルよりも火力に割く人が多いようだ。
MHXXではレンキン耳栓が登場?
MHXXではレンキンスタイルが登場。
詳しくはレンキンスタイルの項目(準備中)を見てもらいたいが、
マカ錬金壺を3回振ることで作成可能。
持っているだけで、一度だけ咆哮を無効化する効果がある。
飲む手間が省けるため、レンキンさえ成功すれば、応急耳栓よりも使い勝手が良い。
オススメされる武器種、対モンスター、状況などのまとめ
咆哮を出してくるモンスターに対しては軒並み有効。頻度が高いモンスターほど当然恩恵が大きい。
特にガードの出来ない武器は拘束されている間に、追撃される危険が無くなるためオススメ。
都合の良いことに、当スキルを持つ防具は
- 終盤の強い防具に付いている
- しかも人気装備に多い
傾向にある。
- リオソウル装備
- ガルルガ装備
- レックス装備
- 黒炎王装備
- ミヅハ・トヨタマ装備
- アカムト装備
等々。
最近のシリーズは当スキル以外にも往なす手段が多く登場したが、
棒立ち&未強化の状態でも無効化出来るのが当スキルの強みで、モンスターの咆哮中に自由に大技をぶちかますことも容易になる。