スキル「匠・刀匠(斬れ味レベル+1、+2、真打)」の効果、装飾品名、お守り(護石)のポイントについて紹介していきます。
斬れ味ゲージを1段階引き上げる。
剣士の中で最も重要なスキルとも言える。複合スキルである刀匠(真打)もここで記載していく。
スキル・匠の装飾品、発動スキル、お守り(護石)
シリーズによって、装飾品のスキルポイントやスキル発動条件が異なるので、個別に挙げていく。
MHP3
装飾品名
- 匠珠【1】→+1
- 匠珠【3】→+4
発動スキル
- +15pt:斬れ味レベル+1
お守り(護石)最高pt
- 5pt(龍の護石)
MH3G、MH4・4G
装飾品名
- 匠珠【2】→+1
- 匠珠【3】→+2
- 名匠珠【3】→+3(MH4G)
発動スキル
- +10pt:斬れ味レベル+1
お守り(護石)最高pt
- 5pt(伝説・天の護石 MH3G)
- 7pt(天の護石 MH4G)
MHX
装飾品名
- 匠珠【2】→+1
- 匠珠【3】→+2
発動スキル
- +15pt:斬れ味レベル+2
- +10pt:斬れ味レベル+1
お守り(護石)最高pt
- 5pt(龍の護石)
スキル・匠の効果
剣士専用スキルで、武器の斬れ味の長さを1ランク伸ばす。
具体的にどういうことか?
武器情報を見ると、このような斬れ味ゲージがある。
全部で450の長さがあり(G級の無いシリーズでは400だったり)
敵に攻撃を当てると、1Hit毎に斬れ味を1ずつ消費していく仕組みになっている。
この斬れ味ゲージだが、当スキルを発動させることで、50Hit分だけ引き延ばすことが出来る。
こんな感じ。
多くの武器は、「斬れ味レベル+1」によるゲージ増加分は、1ランク上の斬れ味が出現することが多い。
(未発動での最大が白ゲージならば、スキル発動で紫ゲージがいくらか出現)
斬れ味が1ランク上になると、斬れ味補正が約1.1倍になる。
これは物理ダメージも約1.1倍になるだけでなく、
弾かれにくさも1.1倍になる。(詳しくは「弾かれについて」を参照)
当スキル発動しているか否かで、弾かれる部位が極端に変わるモンスターも珍しくはない。
全ての近接武器の斬れ味ゲージは固有の値を持っており、
斬れ味レベル+1発動によって引き延ばされるゲージも同様に固有である。
そのため、武器によって、
- 当スキルが大変効果的であったり
- 微妙であったり
- 全く無意味であったり
と様々である。
ここの後半で図解でいくつか紹介します。
斬れ味(=業物)と混同しないように
よく間違えてしまうので…
スキル名と発動スキルの組み合わせ。
スキル名 | 発動スキル |
斬れ味 | 業物(なまくら) |
匠 | 斬れ味レベル+1(+2) |
(斬れ味)業物との共存は難しい?
特に装飾品での発動は困難を極める。
というのも…
- 匠珠のマイナススキルが「斬れ味」であり、
- 斬鉄珠(斬れ味)のマイナススキルが「匠」
シリーズ通して、お互いを打ち消すようなスキルポイントになっている。
出来るだけ防具やお守りをメインでスキル構築しないと、発動が困難になっている。
その分、同時発動が出来れば、
引き延ばされた斬れ味ゲージ分を、長時間味わうことが出来て非常に強力である。
MHXでは待望の斬れ味レベル+2!!?
ついに待望の斬れ味レベルを2段階引き延ばす、夢のスキル登場か!
と期待した人も多いのではないだろうか?
残念ながら、MHXでは、「斬れ味レベル+2」がこれまでの「+1」と同じ効果になる。
MHXでの「斬れ味レベル+1」はゲージを25だけ伸ばす効果になっている。
要するにスキルが重たくなったわけだ。
斬れ味レベル+2には15ptも必要な割に、装飾品は3スロットで+2と非常に重い。どうしてこうなった。
刀匠
斬れ味ゲージを延長し、更に攻撃力を増大させるスキル。
刀匠が存在するシリーズは、いずれも+10ptで発動、マイナススキルは無い。
要するに複合スキルで、その効果は…
- 斬れ味レベル+1
- 攻撃力UP【大】
剣士のスキルの中でもトップレベルの火力スキルである。
複合スキルであるため、当スキルと「攻撃力UP」「匠」は重複しない。
スキルの内容だけ見れば、これ以上にないほど強力だが…
このスキルの欠点は「発動の難易度」である。
MH3G
MH3Gでは、装飾品で刀匠をもつものは存在せず、防具と護石のみで発動させることになる。
防具で刀匠があるのは、アビスシリーズ(ラギア希少種素材)のみであり、
護石も、最大3ptまでしかない。
また一式装備だと、刀匠以外は
- 水流【大】無効
- スタミナ急速回復
と微妙。
しかも見切り−2も発動する。
防具の合計スロットも6と少な目なので、スキルの拡張性に乏しい。
よって、このスキルは混合装備での発動がオススメ。
胴と腕と腰のみをアビスにして、頭or脚に胴系統倍加の装備をすれば刀匠が発動する。
まあ、頭だとスカルフェイス一択、見た目が残念なので、脚の方が多数派だろう。
ハンターを女性にしているなら、みんな大好きな靴下でお約束だろう。
こうすれば見切り−1になり、会心率−5%くらいなら誤差範囲になるだろう。
頭にスロットの多いものを装備すれば、それなりにスキルの拡張性は出てくる。
MH4
MH4では主に発掘装備で登場する。
こちらは胴防具に刀匠のスキルポイントを持つものであれば、
他の部位に「胴系統倍化」を装備することで、割と簡単に発動できるようになった。
MH4では有名なテンプレ装備がある。
- リベリオン胴(刀匠+3)
- ミラバル腕(刀匠+1)
- &倍化2箇所
が主流。
これだと攻撃DOWNが発動するが、真打が発動すれば、
コチラの攻撃UP【大】が優先され、攻撃DOWN効果は「なかったこと」にできる。
MH4G
- 発掘武器の方で刀匠+5
- 防具で+4
が出土するようになり、生産防具でも、刀匠を持つものが増えた。
また、最高レベルの護石(=刻まれたお守り)を鑑定すると、刀匠+4辺りは割とお目にかかることが出来る。
大分発動が楽になり、真打に加えて「聴覚保護」や「業物」など他にいくつかスキルを付け易くなった。
まあG級作品なので、難易度の応じてスキルも付けやすくなったのは自然な仕様だが。
MHX・MHP3
残念ながら当スキルは登場しない。
業物との同時発動は「刀匠(真打)」の方が楽
装飾品:斬鉄珠のマイナスポイントは「匠」であり、
刀匠のポイントには全く影響がない。
そのため「斬れ味レベル+1&業物」より「真打+業物」の方が発動は楽である。
MH4Gでは真打の発動がかなり容易なので、業物も簡単に発動させられる。
匠・刀匠発動にオススメ武器、微妙な武器、無意味な武器
では図による具体例で、どのような武器だと「斬れ味レベル+1」の恩恵が大きいのか、幾つか見てみよう。
延長分が(ほぼ)全て1ランク上の斬れ味
こういうパターンですね。
武器の数はまあまあある。
延長分が実質的に強化されるため、基本的にオススメ。
延長分で2ランク上の斬れ味が出現
MH3Gでは、
剛断剣タルタロス、震撃鎚グロンド・ギガ、レイジングテンペストがこのパターン。
MH4・4Gでは
主にミラボレアス武器がこのような斬れ味だったりする。
2段階も強化されるため、この手の武器は「斬れ味レベル+1」の発動がほぼ必須になる。
野良パーティでは、
担いでいるのに、スキルが未発動だと白い目で見られることもあるほど重要なものである。
元々攻撃力は高水準で、しかも紫ゲージが扱えるため、火力は絶大。
しかし継続能力は低く、長期戦にはやや不向きである。
ゲージの延長 & 一部が1ランク上の斬れ味
こういうパターン。結構迷うやつ。
「斬れ味レベル+1」の延長による、最高のゲージ長さが20~30程度が一番迷うところだろう。
武器種によって判断するのもアリ。
大剣なら最高ゲージ20もあれば十分。
片手剣や双剣のような手数武器では20は厳しい。
30でも物足りないと感じると思うので、業物も欲しくなるところ。
「斬れ味レベル+1」と「業物」の同時発動に頭を使うケースでもある。
同じ斬れ味が延長その1:延長前が長い
「斬れ味レベル+1」で増加するのが全く同じ色、
そして未発動でも十分の長さを持つ武器の場合である
こんな時は「業物」を発動させよう。
「斬れ味レベル+1」よりも「業物」の方が発動は楽なので。
この手の武器は、同時発動させるより「斬れ味レベル+1」のスキルウエイトを他の火力スキルに盛った方が良いだろう。
同じ斬れ味が延長その1:延長前が短い
同色の延長であっても、「斬れ味レベル+1」無しでは非常に短い(10~20程度)の武器もある。
このような場合は発動させる方が良い。
既にゲージが右端に達している武器
主に…
- (二つ名)ナルガ武器
- (二つ名)ティガ武器
- 二つ名ディノ武器
- アルバ武器
辺りが該当。
これは「斬れ味レベル+1」を発動させても、延長できず全く意味がない。
よって他の火力スキルを積むか、最大斬れ味が短い武器なら「業物」を発動させよう。