状態異常によく似た、ハンター側のバッドステータスとして属性やられというものがある。
本家モンハンでは、火・水・氷・雷・龍の5種類、それぞれに属性やられ【小】or【大】が存在する。
主に属性を伴った攻撃を受けることによって発症し、どれもそれなりに厄介な効果である。
ここでは属性やられの基本事項と、各属性やられの特徴や回復方法などを紹介していく。
属性やられの共通的な話
MH3より登場した、属性攻撃(ブレス等)を被弾すると、発症してしまう状態異常の一つ。
どの属性やられも【小】と【大】があり、
当然ながら【大】の方が回復まで時間掛かったり、効果そのもが大きかったりと厄介である。
いずれの属性やられも、時間経過によって自然回復するが、
後述の対策をすれば、回復を早めたり、発症そのものを軽減・無効にできたりする。
回避行動で早めに回復できる。
いずれも属性やられも時間経過で回復するが、
回避行動を行えば、回復までに要する時間を短くすることが出来る。
特に火属性やられは、放っておくとみるみる体力が減るし、
回避行動3回ですぐに解除できるため、状況に合わせて回避を優先したいくらい。
ウチケシの実ですぐに回復できる。
属性やられは共通して、ウチケシの実を飲めば即座に回復する。
量産は簡単だし、クエストに10個持ち込めるので、
属性やられを伴う攻撃を頻繁にぶっ放してくる相手には持ち込むと良いだろう。
特に龍属性やられは、自然回復が非常に遅いので、ウチケシの実のお世話になることが多い。
属性耐性を高めて・軽減or無効化
属性やられは、属性耐性値を上げることで、軽減or無効化ができる。
MH3G以降のシリーズでは、シンプルな仕様になっている。
- 属性耐性値が10以上になれば、属性やられ【小】は無効、【大】は【小】へ軽減
- 属性耐性値が20以上になれば、属性やられ【大】【小】とも無効化する。
耐性値が10以上の属性は、数値が橙色で表示され、その属性やられ【小】アイコンが現れる。
耐性値が20以上の属性は、数値が赤色に表示され、その属性やられ【大】アイコンが現れる。
このため属性やられの軽減・無効が一目瞭然になっている。
MHXでは、耐性値15以上で属性やられ【小】は無効、【大】は【小】へ軽減
耐性値25以上で、属性やられ【大】【小】とも無効化という、やや厳しい仕様になった。
属性耐性値は、防具の耐性値合計の他、
- スキル:〇〇耐性【小】で+15、【大】で+20
- 食事スキル:ネコの〇〇属性得意で+3、マイナスの場合でも3まで上がる。
- 食事効果:対応する属性耐性値が3~10くらい上昇(シリーズ、食事レベルによって変わる)
によって底上げすることが出来る。
ネコの〇〇属性得意は、どれだけ壊滅的なマイナス値であっても+3まで引き上げるので、
これとスキル〇〇耐性を組み合わせれば、割と簡単に属性やられ【大】も無効の状態を発現させられる。
詳しくは「食事&スキル併用で属性耐性23に」を参照
MHXでは、「ネコの〇〇属性得意」自体が登場しないため出来なくなった。
また、スキル「属性耐性」や、旋律効果「属性やられ無効」があれば、全ての属性やられを無効化できる。
火属性やられ
主に火球ブレスや熱線、熱風などの攻撃を受けると発症する。
身体が火に包まれ、毒と同じようにスリップダメージを受ける。
火属性やられ【小】と【大】の違いは、体力の減り方の速さで、小だと毒程度、大だと猛毒程度になっている。
よって隙あらば、早めに回避行動を行って解除したい。
時間経過で回復するが、【小】【大】とも3回通常回避を行えば回復できる。
(ネコの毛づくろい上手があれば2回)
また、回避した場所が水たまりの上だと、1回で回復できる。
他の属性やられと違い、回復アイテムは無くてもそこまで問題でもない。
水属性やられ
水鉄砲や水しぶき、水弾などを受けると発症する。何故か砂ブレスでも水やられになる攻撃がある。
水上で回避などしても発症はしない。(MH3Gでは水中に入ってもならない。当然なのか、おかしいのか。。。)
ずぶ濡れになった状態で時折水が流れるようなエフェクトが現れる。
この間はスタミナの回復速度が非常に遅くなる。
やられ【小】と【大】違いは回復までの時間とスタミナ回復速度の遅さの違いである。
回避を行えば早めに解除できるが、回避自体がスタミナを消費するため、水やられを解除できないとスタミナ回復が相当時間がかかる。
モンスターの目の前でやるのは危ないかも知れない。
スタミナが減らなくなる、「強走薬」や狩猟笛の「スタミナ減少無効」でも実質無効化にできる。
ただし強走効果の持続がやや短くなる。
ニャンターが水属性やられになった場合
ニャンターはスタミナの概念が無いが、喰らってしまうと移動速度がやや遅くなる。
雷属性やられ
雷系攻撃を受けると発症する。
この状態でモンスターから攻撃を受けると、溜まる気絶値が時間経過で減少しにくくなる。
要するに連続で被弾すると簡単に気絶状態になる。
やられ【小】と【大】違いは回復までの時間と、気絶値の減少の速度。
一度気絶してしまうと、雷やられも解除される。
また回避動作を数回行えば解除を早められる。
スキル「気絶無効」があれば、全く気絶しなくなるため、雷やられも実質無効化できる。
また雷やられになっても、被弾しなければ特に影響はない。
氷属性やられ
雪玉、冷凍ビームを受けたり、氷海の冷たい水たまりに入ると発症する。
水やられと似ており、こちらはスタミナが徐々に減少するアクション
- ダッシュ
- ハンマーの溜め中
- 弓の溜め中
- 双剣の鬼人化
などを行った時の減少速度がかなり速くなる。
やられ【小】と【大】違いは回復までの時間と、スタミナ減少の早さ。
こちらも回避を行えば早めに解除できる。回避のように、固定消費する動作には影響はない。
スタミナが減らなくなる、「強走薬」や狩猟笛の「スタミナ減少無効」でも実質無効化にできる。
ニャンターが氷属性やられになった場合
ニャンターはスタミナの概念が無いが、
喰らってしまうと連続回避が出来なくなり、1回目の回避後が通常の3連続後のように、少し滑るようになる。
龍属性やられ
龍エネルギーを纏った攻撃やブレスを受けると発症する。
赤黒い稲妻のようなエフェクトを発生する。
この状態では、攻撃の際に属性や状態異常が発生しなくなる。
ボウガンの弾も属性や状態異常は発生しないし、弓はビンの効果が無効になる。
属性値・状態異常値の高い武器や手数型武器を使っている場合は早く解除したい。
無属性武器を扱っている場合は全く影響がなく、龍やられは実質無効と同じである。
やられ【小】と【大】違いは回復までの時間。
回避動作を行えば解除を早められるが、他の属性やられに比べて、なかなか治ってくれない。
なのでウチケシの実で回復した方が良い場合が多い。