ハンター側に起こる状態異常1の続きです。
コチラは、割と最近のシリーズで登場したものを挙げています。
爆破やられ
粘菌や、爆発性の粉塵に触れると発症する。
MH3Gから登場し、当時は使用するのがブラキディオスのみだったので、粘菌やられとも呼ばれていた。
MH4以降は粘菌というより、純粋に爆発性の粉塵がまとわりついている印象であり、爆破やられと呼ばれている。
この状態では火花の散るようなエフェクトが発生し、暫くすると、
赤⇒ピンク⇒黄と明るくなっていき、煙が発生し、最後には爆発してダメージを受ける。
また、時間経過でなくても、ぶっとび小以上の被弾を受けるとその場で爆発してダメージを受ける。
モンスターからの攻撃以外に、味方の攻撃や、火山地帯のマグマ噴出に触れても爆発する。ガードした場合は大丈夫。
吹っ飛んで爆発した場合、受けるダメージはその時にモンスターから貰ったダメージとの合計分。
厳密には二段階のダメージなので、根性を貫通する。まずモンスターの攻撃によって根性圏外まで体力が減り、次に爆破の追加ダメージで「力尽きました」となる。
爆破やられの対策
最近のシリーズは攻撃と共に煙幕状に粉塵をまき散らし、それに触れるだけで爆破やられ状態になるので、モンスターによっってはスキルで対策した方が良い。
抗菌」もしくは「細菌研究家」があれば、爆破やられを無効化できる。
スキルの発動は軽い。
爆破やられの回復方法
回避動作を数回行えば解除できる。
回転回避なら3回、ステップや鬼人回避は必要回避数が多い。
よってランス、ガンランス、双剣はやや相性が良くない(被弾しなければ問題ないが…)
アイテムでは消臭玉を使えば即解除できる。
食事系とは違い、あのガッツポーズは行わない。
爆破やられ攻撃を行う、主なモンスター
ブラキディオス、燼滅刃ディノバルド、ティガレックス希少種、テオ・テスカトル、ミラボレアス(紅龍)など
狂竜やられ、狂竜症、狂撃化
MH4から登場した状態異常。
狂竜化したモンスターの攻撃を受けたり、
マガラ一族や極限状態のモンスター相手だと、攻撃の際に設置していく狂竜化ゾーンに入ると、まずは狂竜やられ状態になる。
この状態で時間が経過し、ハンター名の下に現れるゲージが最大まで溜まってしまうと狂竜症状態になる。
この状態ではハンターがモンスターからダメージを受けた際に、赤ゲージが残らなくなる。
また狂竜化モンスターからの受けるダメージがやや大きくなり、狂竜化ゾーンに入ると猛毒状態のようなダメージを受ける(これは赤ゲージが残る)
ただし狂竜やられ時に、狂竜化ゲージがMAXになるまでに、モンスターにある程度の手数分攻撃を当てることで、狂竜化を克服した、狂撃化状態になる。
狂撃化状態は約90秒続き、この間は会心率が15%上昇する(スキル「狂撃耐性」発動時は30%増加)
さらにこの狂撃化中は狂竜化モンスターの攻撃を喰らったり、狂竜化ゾーンに入っても狂竜やられにはならない。
という、ちょっと変わった状態異常。
狂竜やられの時点ではマイナス効果はなく、克服できずに狂竜症状態になって初めてマイナス効果が発生する。
一方で克服できると火力が上がるため、立ち回り次第で毒にも薬にもなる状態異常である。
克服までの手数はHit数ではなく、モーション値の蓄積と思われる。
狂竜やられ時にハンターに現れる泡状のエフェクト色が、紫→青→水色と明るくなっていくのが目安。
MHXでは狂竜化のシステムが存在しないので、実質ゴア・マガラ&シャガルマガラのみの攻撃になった。
一方で、狩技「狂竜身」発動で、自ら狂竜やられになることが可能。
克服は簡単なので、実質的にプラススキルだろう。
狂竜やられの対策
完全無効にする手段はない。
しかも対象のモンスターと戦うと、狂竜やられ状態になる機会は多い。
ただ前述の通り、狂竜やられ時に手数を稼げば、むしろハンターが有利な状態になるので、頑張って手数を稼いでいきたい。
ただし無理は禁物。
スキル「狂撃耐性」によって、克服までの手数を少なくすることはできる。
解除は出来ないものの、ウチケシの実を飲めば、狂竜症までのゲージを半分ほど減らすことが出来る。
どうしても間に合わないなら飲もう。
狂竜やられの回復方法
狂竜やられ自体は回復不可能である。
狂竜症になってしまうか、狂撃化状態に克服したのち、一定時間が経過すれば回復する。
スキル「バイオドクター」によって狂竜症の回復が早くなる。
狂竜やられ攻撃を行う、主なモンスター
ゴア・マガラ、シャガルマガラ、狂竜化・極限状態のモンスター
糸拘束、重油拘束
前者は糸玉攻撃に当たるか、地面に設置された糸に触れると発症、
後者は地面に付着した重油に触れると発症する。
いずれも触れた瞬間に拘束され、引っ張られるようなエフェクトを発し、行動不能になる。
泥や雪ダルマとは違い一切動けない。
重油拘束中は火耐性が大きく下がるためより厄介。
っていうか使用するゴグマジオスが火属性の攻撃を得意とし、トドメを刺しに来る。
糸拘束、重油拘束の対策
地面に設置されたものは触らぬようにしたい。
特に重油の方は戦闘中絶えず落ちてくるので、不安ならスキルで無効化しよう。
「粘着無効」で両方とも無効化できる。
糸拘束、重油拘束の回復方法
だるま状態と同じくレバガチャで解除できる。
消散剤だと即座に回復できるが、やっぱりガッツポーズは行う。
糸拘束、重油拘束攻撃を行う、主なモンスター
糸拘束:ネルスキュラ 重油拘束:ゴグマジオス
裂傷
MH4Gで新登場した状態異常で、刃鱗による複雑な傷を負った時に発症する。
MH4Gでは、パッケージであったセルレギオスのみが使用した。
MHXでは、刃鱗というより、鋭い刃物で切り裂かれると発症するようになり、扱うモンスターが増えた。(増やさなくて良いのに…)
また、MHXでは、裂傷の蓄積が発生した場合はアイコンの赤い爪痕のようなエフェクトが発生する。
裂傷には気絶と同じような蓄積がある模様で、裂傷を伴う攻撃を短時間に連続で受けると発症する。
セルレギオスの場合、刃鱗飛ばしに当たっただけでは発症せず、
その後、着弾した座標に2度続けて斬裂弾のような炸裂が起こり、全て喰らってしまうと裂傷状態になる。
1度目の着弾後に回避でやり過ごせるので、落ちついて回避したい。
発症すると、回避やダッシュ、攻撃モーション(乗りバトル中の攻撃も含む)など、何かしら力を入れる動作を行うごとに、少しずつダメージを受ける。力むと傷が開くと言った仕様だろう。
MH4Gに比べて、MHXの方がダメージは小さくなり、4Gよりは危険度は下がった。
MHXで登場する、白疾風ナルガクルガの尻尾叩き付けを喰らうと、一撃で裂傷状態になるため、かなり危険。
裂傷の対策
前述の通り、白疾風ナルガクルガの尻尾叩き付け以外は即座に発症しないので、
一度被弾してしまったら、連続で被弾しないように落ち着くことが大事。
裂傷状態になってしまっても、歩くだけならダメージは受けない。
スキル「裂傷無効」があれば、無効化できる。
裂傷の回復方法
回復方法がかなり特殊で…
- 一定時間しゃがむ
- 肉や魚などの食事系アイテムを食べる。
ことで回復する。
食事系とは具体的に、携帯食料・コゲ肉以外の肉系、活力剤、モスジャーキー、サシミウオ、(ドス)大食いマグロなど。
オススメはサシミウオだろう。入手が簡単で肉系よりも食べるのが早いから。
また裂傷から回復すると、一定時間自然治癒力が上がる。
なお、時間経過では回復しないため注意。
裂傷攻撃を行う、主なモンスター
セルレギオス、ショウグンギザミ、白疾風ナルガクルガ
粘液まみれ
MHXにて登場した状態異常。
現状ではオストガロアのみが使用する。
ツヤのある青色の液体を飛ばしてくるが、これに当たるとダメージと共に粘液まみれ状態になる。
本体がイカに似ているし、液体はインクにも見えるし、運営は狙ってやってるに違いない!
粘液まみれ状態自体は、なんら害はない。
この状態中に、床に骨が散らばっている場所で回転回避を行ったり、吹き飛ばし以上の被弾をすると、床の骨が巻き付いてきて骨まみれ状態になる。
骨まみれに関してはリンク先を参照。
粘液まみれの対策
これを無効化するスキルはないが、「だるま無効」で実質的に無効化できる。
粘液まみれの回復方法
骨の上で回避&被弾しないように一定時間が経過すれば解除できる。
また、水たまりの上で回避すれば即座に解除できる。
粘液まみれ攻撃を行う、主なモンスター
オストガロア
泥まみれ、雪だるま、骨まみれ
受けると、ダンゴ状のダルマ状態になり、移動と回避のみしか出来なくなる。
移動速度も落ちる、実質運搬状態と同じくらいになる。
一応ダッシュは可能。少しだけ速くなる。
骨まみれ以外は、どんなに強烈な攻撃も喰らっても、受けるときは尻餅を着く。
泥まみれは15秒間、雪だるまは30秒間続く。
MHXでは、同じような状態異常として骨まみれが登場した。
現状これを行うのはオストガロアのみ。粘液まみれ状態で回転回避したり、被弾して背中を付いてしまうと骨まみれ状態になる。
泥まみれ、雪だるま、骨まみれの対策
基本的に被弾しないように立ち回るべき。
これらの状態になっても、落ち着いて解除できるならそこまで対策はしなくてもいいが、
不安ならスキルで無効化しよう。
「耐泥耐雪」で無効化できる。
MHXでは、スキルが「だるま無効」になっている。
泥まみれ、雪だるま、骨まみれの回復方法
寧ろ大事なのは回復方法。
気絶と同じくレバガチャや、消散剤で解除できるが、この場合あの憎きガッツポーズを行うため注意したい。
味方やオトモに殴ってもらうことで解除可能。
この場合は仰け反るだけでガッツポーズはしないので安全度は高い。
パーティプレイで味方がだるま状態になっていたら助けてあげると喜んでもらえる。
泥まみれ、雪だるま、骨まみれ攻撃を行う、主なモンスター
ウルクスス、ザボアザギル、キリン亜種、クシャルダオラ、ウカムルバス、オストガロアなど
泥まみれを行うモンスターはMH4シリーズには存在しない。
前後不覚状態
MHXで登場した状態異常。混乱状態と呼ばれることもある。
現状はホロロホルルの黄色い鱗粉に触れた時にのみ発症する。
効果の程は、約10秒の間、上下左右の入力が逆転するというもの。
鱗粉に触れることによってダメージを受けたり、発症中にこれ以外のマイナス効果はない。
慣れないうちはパニックになってしまいそうだが、逆操作に慣れてしまえばそこまで危険ではない。
前後不覚状態の対策
現状、スキルで無効化する手段はないので、
鱗粉に触れないようにするのが一番の対策。
ただ前述の通り、逆操作に慣れている人ならそこまで警戒しなくて良い。
前後不覚状態の回復方法
10秒ほど経過すれば自然に治る。この時治ったようなエフェクトが発生する。
注意したいのは、回復した瞬間に上下左右の入力が正常に戻るため、一瞬反対方向に走って行きやすい点は注意したい。
アイテムで治す場合はにが虫を飲むと良い。
なお、味方からの攻撃で解除する場合は、吹き飛ばしてもらう必要がある。
前後不覚に状態に慣れているハンターはオトモを連れて行かない方が良いことも?
操作が逆になってもいつも通り立ち回れるのに、オトモはハンターが前後不覚状態になると…
「ニャー! しっかりするニャー!」とか「旦那さんのピンチ100%ニャ!」とか叫びながら、最優先でかっ飛ばしてくる。
コチラがチャンスタイムであっても平然と飛ばしてくるので、場合によっては台無しにされかねない。
前後不覚状態の攻撃を行う、主なモンスター
ホロロホルル
泡まみれ
MHXで登場した状態異常。
現状ではタマミツネのみが行ってくる。
泡に触れるとまずは1段階目の状態になり、ハンターに少量の泡が付着する。
この状態で再度泡に触れると2段階目になり、大量の泡が付着する。
1段階目では回避性能+1と体術+1の効果が発生する、むしろプラス効果である。
2段階目の状態になってしまうと、移動するだけでツルツルと滑ってしまい、回避を行うと緊急回避してしまい、機動力がおかしなことになる。
と言った少し変わった状態異常である。
泡まみれの対策
2段階目もそこまで危険な状態ではない(滑るものの移動はそこそこ出来る)ので、そこまで神経質にならなくても良いかもしれない。
スキル「泡沫の舞」があれば、2段階目のみ無効化してくれるので、1段階目の恩恵も安心して受けられる。
1段階目だけをわざと受け、2段階目を受けないように立ち回れるなら、逆にハンターが有利になれる。
泡まみれの回復方法
2段階目になっても、滑りながらウロウロするか、消散剤を使えば解除できる。
後者は毎度ながらガッツポーズを行う。
1段階目は時間経過の他、咆哮や風圧、尻餅以上の吹き飛びで解除される。
泡まみれの攻撃を行う、主なモンスター
タマミツネ