MHXXで登場したサポート傾向「ビースト」
この傾向でのみ使用可能な「ビースト変化の技」を発動することで、一時的にビースト状態になる。
通常状態とは操作方法が結構異なるので、特徴と共に操作方法を個別に紹介していきます。
目次
ビーストの操作方法
コンボ一覧
ビーストは全ての攻撃に弾かれ無効効果が付く。
コンボ間の矢印の色は見やすくするために色分けしただけです。
※1
跳びつき爪、爪フィニッシュ、烈・爪フィニッシュから派生する場合は【A】でOK。長押しで溜め攻撃可能。
※2
爪フィニッシュにより、3段階強化状態でのみ自動で追加発動する。
※3
怒り状態でのみ使用可能
モーション値
物理モーション値 | 属性 | |
踏み込み爪 | 10×2=20 | 0.7×2=1.4 |
三連爪攻撃 | 8×3=24 | 0.5×3=1.5 |
ムーンサルト爪攻撃 | 11×2=22 | 0.7×2=1.4 |
跳びつき爪 | 12×2=24 | 0.7×2=1.4 |
回転爪突撃 | 5×2+7×2=24 | 0.5×4=2.0 |
回転爪突撃(溜め) | 6×2+9×2=30 | 0.8×4=3.2 |
爪フィニッシュ | 10×4=40 | 1.0×4=4.0 |
烈・爪フィニッシュ | 4×N | 0.4×N? |
ビースト大車輪 | 4×N | 0.4×N |
ジャンプ引っ掻き | 6×2=12 | ? |
各攻撃の簡単な解説
踏み込み爪
【X】コンボ1段目、納刀状態からも出せる攻撃。
前方両手で引っ掻く。
癖が無く出もそこそこ早いので、コンボの初動として優秀。
ただしリーチは短い。
三連爪攻撃
【X】コンボ2段目。
正面を3回引っ掻く。
文字通り3回に分けて引っ掻くため、モーションはやや長くモーション値も低めだが、
ほぼ定点攻撃であり、「踏み込み爪」「飛びつき爪」からの派生として使いやすい。
また引っ掻いている途中でもキャンセルして、「跳びつき爪」「回転爪攻撃」「ステップ回避」に派生も出来る。
ムーンサルト爪攻撃
【X】コンボ3段目。
その場で真上に軽くジャンプしながらサマーソルトのような攻撃を繰り出す。
2Hitする。
モーションが短く、後述の跳びつき爪と比べると、若干モーション値が低い代わりにリーチが前方、上方にやや長めという感じ。
また爪フィニッシュ前にはこの攻撃を挟む必要がある。
跳びつき爪
抜刀棒立ち状態から【A】で繰り出せる攻撃。
軽くジャンプしながら前方を両手で引っ掻く。
前方というより真横から引っ掻くため、前方の判定はかなり短い。
ほぼ張り付かないと当たらない。
その分モーション値は結構高い。
のコンボだけでも結構な火力が出る。
回転爪攻撃
ブーメラン連撃のようなモーション。
抜刀棒立ち状態から【パッド前+A】で繰り出せる攻撃。
跳びつき爪から派生する場合は【A】だけで良く、【A】連打で「回転爪⇔跳びつき爪」を交互に繰り出す。
突進しながら引っ掻くため、敵との間合いがある時の初動に使える。
【A】を長押しすることで、溜めが可能。
モーション値と属性倍率が高めの回転爪を繰り出せる。
ジャンプ引っ掻き
空中で【X】により繰り出せる。2Hit。
ダメージに加えて乗り蓄積も発生する。
- 【X】で三連爪攻撃
- 【A】で跳びつき爪
- (怒り時)【X+A】でビースト大車輪
に派生可能。
ジャンプ引っ掻き自体は、【X】コンボ1発目の踏み込み爪と同じポジションと考えると分かりやすい。
爪フィニッシュ
ムーンサルト爪攻撃から【X】で派生できる。
【X】コンボでは4段目。
爪を研いで火花のようなものを発生させた後、斜め上方を大きくジャンプしつつ連続で引っ掻く大技。
引っ掻きは4Hitするが、このうち1発でも敵に当たれば、
着地後に吠えるようなアクションを取り、自身が強化される。
この自己強化は90秒持続する。
この強化中に更に爪フィニッシュを当てることで持続時間がその時点から90秒にリセットされ、
更に上位の自己強化状態になれる。
- 1回目:ネコのふんばり術、ネコの受け身術、咆哮&風圧【小】無効=要するに金剛体
- 2回目:1回目の効果に加え、会心率+15%
- 3回目:2回目の効果に加え、自身がSP状態になる。
これらバフ効果は「強化咆哮の技」によって同一エリアの味方にも付与できる。
3回目まで強化された状態で爪フィニッシュを当てると、更に後述の「烈・爪フィニッシュ」に派生する。
大きくジャンプする(飛び込み突きよりも大きく跳ぶ)ため、
ある程度大きいモンスターの方が当てやすく、逆に小さい敵、動き回る敵には当て辛い。
爪から火花を散らす時間もそこそこに長いので、ある程度チャンスタイムを狙って撃つことになる。
(直前のムーンサルトで怯みを起こせたら追撃するなど。)
爪を研いでいる間にパッドを入力することで、360度飛ぶ方向を合わせられる。
研いでいる途中で敵が攻撃動作に入ったら、敢えて突っ込まずに離脱するという芸当も可能。
爪フィニッシュが1発でも命中すれば、自身がオーラを纏うようになり、
着地するまでは無敵になる。
攻撃が当たる前に敵の攻撃を貰うと失敗になる。
烈・爪フィニッシュ
3回爪フィニッシュを当てた強化状態で、更に爪フィニッシュを使うと追加モーションが発生。
爪フィニッシュと同じく、ジャンプしながら連続で引っ掻いたあと、引き続きやや縦方向にリーチのある連続引っ掻きを繰り出す。
パッドを入力することで、多少の角度変更は出来る。
着地するまで引っ掻き続けるため、
- 高所から低所へ
- サイズの大きいモンスター相手
だと多段Hitも狙える。
反対に高所に向かって行うとすぐに着地するため、Hit数は少なくなる。
モーション値自体は低く、属性倍率も低いので、エフェクト程にダメージは通っていない。
着地時は、ネコ大車輪と同じく体勢を立て直す隙が発生する。
- 【X】で三連爪攻撃
- 【A】で飛びつき爪
- 【B】で回避
に派生可能なので、いずれかに派生させよう。
もちろん【R+Y】でサポート行動にも派生できる。
ビースト大車輪
ビースト中の怒り時限定で【X+A】を押すと使用できる。
いわゆるビースト版怒りラッシュ。
モーションや性能は烈・爪フィニッシュの追加モーションに似ている。
その場で前方に小さくジャンプし縦方向に連続で引っ掻く。
- 高所から低所に向かって繰り出すと、着地までの間に多段Hitしやすい。
- 逆に高所に向かって繰り出すと、すぐ着地するためHit数は減る。
着地時はネコ大車輪のように体勢立て直しの隙を生じる。
- 【X】で三連爪攻撃
- 【A】で飛びつき爪
- 【B】で回避
- 【R+Y】でサポート行動
に派生可能なので、いずれかに派生させよう。
ビーストの特徴
ビースト固有のサポート行動なので、他の傾向ではビースト化はできない(当然と言えば当然か…)
一度ビースト化すると、150秒間持続。「ビースト延長の術」で延長可能。
ただし現状、USJの配信オトモから伝授するしかない。クールジャパンはもう終了したため、現状DLでの入手は不可。誰かに譲ってもらおう。
いつでも解除は可能
「ビースト変化の技」はビースト中は「ビースト解除の技」に切り替わる。
ビースト状態は時間経過で解除される(通常150秒)が、「ビースト解除の技」を使えばいつでも解除できる。
解除の消費ゲージは0。
使い方としては、まもなく長い時間チャンスタイムが訪れるのに、その間に解除しそう。
と言うときにチャンス到来前に一度解除して再びビースト化するとか…
モンスターがエリアチェンジした時に、一旦解除し、再度ビースト化して新しいエリアで迎え撃つと言う手もあり。
体力が0になった場合、モウイチドングリで復活できる場合はビースト状態が維持される。
一方で力尽きた場合は元の状態に戻る。
近接特化型になる。
ビースト中は、【A】で繰り出せる攻撃も爪系の攻撃になり、全て近接攻撃力に依存するようになる。
そのため、ビースト猫を運用する場合、武器の選択は近接特化型のものを選ぶ方が火力が出やすい。
MHXではブーメランが非常に強く、遠隔特化が優遇されたが、MHXXでは近接特化もビーストと好相性。
爪での攻撃であるが、「斬撃 or 打撃」は装備している武器によって決まり、
斬撃武器なら尻尾切断、打撃武器ならスタン、早期疲労を狙うことも可能。
SP化が特殊
他のサポート傾向は、各々の固有サポート行動を使用すると、同一エリアの味方全員がSP状態になる。
ただし「ビースト変化の技」ではSP状態にはならない。
後述する「爪フィニッシュ」を3回当てることで、自分自身にSP状態を付与できる。
この状態で「強化咆哮の技」を使えば、同一エリアの味方全員をSP状態にできる。
(正直手間な気がする。)
全ての攻撃には心眼
ビースト状態では全ての攻撃が弾かれ無効になる。
オトモ武器には斬れ味低下の概念がないため、どれだけ硬い部位でも気にすることなく攻撃できる。
ダメージは殆ど通ってないけど…
高属性値武器&物理は硬いが属性が脆い部位ならそれなりに強い。
ガードはバック宙になる
【R】を押すと、他の傾向ではガードになるが、ビースト中はバック宙になる。
真後ろに小さい放物線を描くように跳ぶ。
移動距離は短く、通常ステップの3分の1くらい。
通常ステップと同じ扱いで、最大3連続まで繰り出せる。
ステップに比べると隙が短く、上手く使えば手数増加に繋がる。
しかしガードが出来ないため、状況によってはフレーム回避を要求されることも多い。
そのため、他の傾向よりも「回避上手の術」の優先度が高い。
あるいは
などの任意のタイミングで無敵になれる技を持たせておくと良いかもしれない。
またバック宙にも無敵時間は存在する。おおよそバック宙開始から頂点に達するくらいまで。
また「回避上手の述」で無敵時間の延長も可能。(着地直前くらいまで無敵になる。)
ビーストニャンターの主なコンボ
【X】踏み込み爪→【X】三連爪攻撃→【X】ムーンサルト爪攻撃(→【X】爪フィニッシュ)
【X】だけで繰り出せるコンボ。
ビーストに慣れるために、まずはこの辺から試してみよう。
いずれもほぼ定点攻撃なので、接近して繰り出せばそれなりにダメージを稼げる。
爪フィニッシュは「攻撃+自己強化」の技だが、隙が大きいので、
ムーンサルト等で怯みを奪えたら追撃するなど工夫してみよう。
踏み込み爪⇔跳びつき爪
近接時は「踏み込み爪」と「跳びつき爪」のループだけでもモーション値44と結構強い。
(通常ニャンターで言う、【X】1~3発目までのコンボで42)
「跳びつき爪」から「三連爪攻撃」の入力受付時間は短く、
でループが可能。
即【X】で三連爪になっても、若干動作が長い攻撃になる程度で、暴発してもそこまで問題ではない。
【パッド+A】回転爪攻撃→【X】ムーンサルト爪攻撃→【パッド+A】回転爪攻撃
距離を詰める時は回転爪攻撃が強い。
ブーメラン連撃とは異なり、抜刀状態ならコンボの初動でも繰り出せる。
溜めることで威力も上がり、特に属性値が結構強い。
このコンボだと、一瞬で敵の懐に入り込み、一撃かまして離脱。
と、短い隙に組み込んで行きやすい。
【X】ムーンサルト爪攻撃の部分は【A】跳びつき爪でも代用可能。
この場合【A】を連打するだけでコンボになる。
ビーストは強い?
上手く使えば強いです!どれも同じか!!
今作はブーメランがやや弱体化しており、相対的に近接の選択肢も増えている。
ビースト中は全ての攻撃が近接攻撃力依存になるため、近接特化武器を装備すればかなりの火力が出る。
操作方法が通常ニャンターと結構変わるため、慣れるまでは練習が必要だが、
DPSは通常時より高く、使いこなせばかなり強い。
(実際闘技大会ではビーストがかなり早いタイムが出ている。)
基本、近接での立ち回りになる。
他の傾向より防御力は高いが、剣士ほど高くはないので、
被弾をどれだけ減らせるかが上達のポイントかも知れない。
防御力はLv99(236)、防御力最高防具(166+294=460)、護符&爪(30)で防御力726
により、生存率は結構上がる。