MHXでの新要素。
何らかの要因で極度の興奮状態になったモンスター。
彼らは特定の部位から黒い蒸気のようなものを放つようになり、その部位を用いた攻撃が強力になるというものである。
興奮の原因は「腹が減った」んじゃね?w
もしMHXGが出るとしたら、獰猛化の原因に関するストーリーがあるかも知れないですね。
獰猛化の特徴
MHXでは集会所★6から出現するようになる。
(村クエストには一切出現しない。)
クエスト受注画面では上のアイコンのように、黄色く光ったようなマークが付くのが獰猛化した個体。
ただし、クエスト中のモンスターのアイコンは通常種と同じ。
また、獰猛化個体の登場するクエストは、狩猟環境が安定しており、乱入はない模様。
MH4シリーズのように、戦闘中に倒れて狂竜化するようなことはなく、開幕から獰猛な状態になっている。
見た目の変化
大型モンスターの持つ部位のうち、2箇所程度が赤黒い蒸気を発した状態になっている。
(怒り時のイビルジョーが口から噴き出す煙のような感じ)
この蒸気を放つ部位は、モンスターが一定の行動する度にランダムに変化していく。
ただし、モンスターによって、全ての部位が選ばれる訳ではなく、いくつか決まった部位があるようだ。
主に、攻撃に用いる部位(尻尾回転なら尻尾、ブレス系なら頭部)は高確率で蒸気部位になりやすい。
攻撃力の変化
この蒸気を纏った部位で攻撃してくる際には、赤い稲妻が閃くようになっている。
この部位での攻撃が大幅に強化され、被弾してしまうと、通常よりも大きなダメージを受けてしまう。
この増幅したダメージ分は全て体力赤ゲージになる。
被弾した後の体力ゲージを見ると、赤い部分がとても長く、完全に消失する分は通常個体とあまり変わらない。
当然だが、元の攻撃が高威力なものほど危険な傾向にあり、難易度や防御力によっては一撃でキャンプ送りになることもある。
単純にダメージが大きくなるだけのことが多いが、モーションによっては当たり判定が広くなるものも存在する。(特に弾丸系の攻撃に多い)
蒸気を纏った部位の攻撃は、威力値も高く、ガード性能+2を発動しているランスでも仰け反りが発生することが多いので注意したい。
また、当たり判定が複数のパーツに存在する場合、蒸気を纏っていない部位に当たっても、威力は強化されない。
噛みつき時に頭が蒸気を纏っていると、噛みつきに当たると大ダメージだが、しなる尻尾に当たっても小ダメージで済む。と言った具合。
モーションの変化
蒸気を纏った部位で攻撃する際は、モーションの速度が変化する。
主な変化は…
- 低速化する。
- 予備動作は低速化し、攻撃時は高速化する。
- モーション中、ずっと高速化
大体こんな変化。
速度の変化は狂竜化のようにランダムではなく、モンスターのモーション毎に決まった変化をするようになっている。
さっきの尻尾回転は低速だったのに、今度の尻尾回転は高速…なんてことはない。
高速化するモーション程、強化度合いも大きく、大ダメージを受ける傾向にある。
またブレス系は溜め時間が伸びるほど、強化度合いも大きくなる。(イビルジョーの龍ブレスは即死級だったり)
一方で普段とあまり速度が変わらない攻撃は、強化度合いもマイルドだったりもする。
体力
基本的に獰猛化個体は、通常個体より体力がかなり多い。
(集会所専用なのはコレが理由だろう)
単体狩猟ならともかく、3頭~5頭の大連続クエストになると、ソロでは上手く立ち回らないと時間切れによるクエスト失敗も起こり得る程である。
獰猛化個体は通常個体よりも非常に怒りやすい。
(そのためスキル「挑戦者」は非常に相性が良い)
さらに疲労状態も存在しないため、結果的に苛烈な攻撃に対処しないといけない状態が続きことが、時間切れに拍車を掛けているとも言える。(一応減気怯みだけは起こせる)
部位耐久値について
体感的に獰猛化個体は怯みや部位破壊があまり発生しなくね?
って感じると思うが、実際の仕様は次の8タイプのようになっている。
全ての部位耐久値が1.5倍になる。蒸気が出ている部位による耐久値の変化は無し
該当モンスター
- ヴォルガノス
- ガララアジャラ
- ケチャワチャ
- ティガレックス
- ハプルボッカ
- ホロロホルル
- ラギアクルス
- リオレイア
- リオレウスが該当。
全ての部位耐久値が1.5倍になる。しかし一部or全ての蒸気が出ている部位の耐久値が下がる
該当モンスター
- ウラガンキン
- ガノトトス
- ガムート
- ゲネル・セルタス
- ゲリョス
- ザボアザギル
- ショウグンギザミ
- ジンオウガ
- タマミツネ
- ディノバルド
- テツカブラ
- ブラキディオス
- フルフル
全ての部位耐久値が1.5倍になる。さらに全ての蒸気が出ている部位の耐久値が上がる
該当モンスター
- イャンクック
全ての部位耐久値が1.5倍になる。さらに蒸気が出ている部位の耐久値が一部上がり、一部下がる
該当モンスター
- セルレギオス
全ての部位耐久値が1.3倍になる。しかし、全ての蒸気が出ている部位の耐久値が下がる
該当モンスター
- ロアルドロス
全ての部位耐久値が1.8倍になる。さらに蒸気が出ている部位の耐久値が上がる
該当モンスター
- ライゼクス
部位耐久値の変化は無いが、蒸気が出ている部位の耐久値が上がる
該当モンスター
- アグナコトル
- ゴア・マガラ
- ダイミョウザザミ
- ドドブランゴ
- ドボルベルク
- ナルガクルガ
通常個体と耐久値は同じ
該当モンスター
- イャンガルルガ
基本的には、耐久値が1.5倍になっているモンスターが多く、本当に怯みにくくなっている。その分通常個体よりも難易度が高いと言える。
また、モンスターによっては、蒸気が出ている一部の部位は肉質が軟化する。(1.2~1.5倍くらい)
特に金銀の頭は肉質が1.5倍になっているため、緑ゲージでも弾かれなかったりする。
狩技ゲージが良く溜まる?
厄介な獰猛化個体だが、こちらにとって得なことも有る。
それは蒸気が出ている部位に攻撃を当てると、通常よりも狩技ゲージが大きく溜まる点である。
計測はしてないが、2倍程度溜まる。
これで発動が重たい獣宿し【餓狼】もそれなりに繰り出していけるようになる。
また、ニャンターのサポートゲージも溜まりやすくなるようだ。
蒸気が出ている部位を攻撃すると、薄い光のようなエフェクトが拡散するので、Hitしたかどうかが分かるようになっている。
ただし、煙を発する部位は前述の通り、攻撃を貰うと大変痛いので、
如何に敵の隙を見極めつつ手数を稼げるか、それなりの慣れも必要となる。
また、当然ながら硬い部位が煙発生になることもあるので、大事なのは柔らかい部位を狙うことだが…
獰猛化個体を倒して入手できる素材
獰猛化モンスターを倒すことができると、クエスト報酬に獰猛化個体専用の素材が入手できる。
主な素材は…
獰猛化〇〇竜鱗、獰猛化〇〇竜殻と言った専用素材
〇〇には、対象モンスターの別名が入る。
→ディノバルドの場合は獰猛化斬竜鱗となる。
基本的にそのモンスター素材を用いた武器や防具の最終強化には、殆ど要求される。
獰猛な爪など複数モンスターの準固有素材
爪の他に、角、牙、竜骨、炎鱗、水袋、帯電殻、氷塊、毒液、麻痺毒液、睡眠袋
といった感じ、
爪、角、牙は上位版である、鋭爪、尖角、鋭牙も存在する。こちらは主に集会所★7の獰猛個体から入手できる。
コチラも武器・防具の終盤の強化に必要になってくる
獰猛化エキス、獰猛化狩猟の証などの共通素材
獰猛化エキスは、全ての獰猛化個体の出現するクエストから入手でき、武器・防具強化の他、狩技ドリンクの調合素材にも使う。
獰猛化狩猟の証はⅠ、Ⅱ、Ⅲがある。
集会所★6は主にⅠ、★7単体クエストはⅡ、★7大連続はⅢが入手できる傾向にある。
獰猛化クエストをクリアすればどれか最低1枚は入手できる。
武器・防具の強化に用いる他、お守りの錬金にも使用する。