大型モンスターを狩猟する方法は大きく2つあり
- モンスターの体力を0にすることで倒す討伐。
- 捕獲可能ラインに達した後、罠に掛けてそのまま麻酔玉で昏睡させる=捕獲
になります。
ここでは後者の捕獲について、一通りの手順と、ちょっとした細かいテクニックを紹介します。
目次
捕獲の流れ
これは初心者ハンターも是非知って、そして出来るようになっておきたい。
何故なら一部のクエストには、捕獲しないといけないクエストも存在するためである。
(討伐してしまうとクエスト失敗になる)
また、後述するが、捕獲することで報酬の内容が変わることがあるからである。
(特に火竜の天鱗とかあの辺のやつw)
では、大雑把に捕獲の手順を示していく。
②モンスターをシビレ罠、もしくは落とし穴に嵌める。
③捕獲用麻酔玉(もしくは捕獲用麻酔弾、麻酔用投げナイフ)を2発当てる。
④モンスターが倒れ込み、睡眠のような状態になれば、捕獲完了。これで狩猟したことになる。
③の2発ってところが結構嫌らしい。後述しているのでついでに見てくださいね。
捕獲ラインの見極め方
通常はモンスターがエリアチェンジ時に足を引きずっていれば、捕獲ラインに達している。
(参考:瀕死状態)
もしくはスキル「捕獲の見極め」の発動させ、かつモンスターをペイントボールでマーキングしておくと、マーキングが白く点滅するようになる。
捕獲ラインの方が瀕死よりも先に来るので、瀕死=脚引きずり→捕獲可能と思って貰って良い。
もちろん上記の手段を用いず、「もう捕獲ラインに達しただろう」と体感で判断する方法もあり。
体力が捕獲ラインに達していれば捕獲できる。(通称:リアル見極め)
大体こんな感じである。
脚を引きずったのを確認したならば、モンスターはエリアチェンジするので、
チェンジした先のエリアに罠を設置→拘束し、麻酔玉で捕獲すればOK。
休眠エリアが分かっているなら、そこへ移動しても少し待ち、休眠に入ってからモンスターの足元に罠を置けば安全に捕獲できる。
事前にペイントボールでマーキングしておくと、休眠時はマーキングの動きが止まるので分かりやすい。
スキル「捕獲の見極め」によってマーキングが点滅したのを確認すれば、その直後に捕獲作業に入れるが、
捕獲ラインよりも少しでも追加ダメージを与えてしまうと、瀕死ラインに達するため、モンスターのエリアチェンジの頻度が上がるため注意したい。
捕獲用麻酔玉(弾・ナイフ)について
捕獲に使用するアイテムは
- 捕獲用麻酔玉
- 捕獲用麻酔弾
- 捕獲用麻酔ナイフ
の3つがある。
実際によく使うのは、捕獲用麻酔玉で、他2つは殆ど使わないので前者について書いていく。
※MHXで登場したニャンターはアイテムを使用できないが、ピッケルや虫あみのように、持っていなくても麻酔玉を使うことができる。
捕獲用麻酔玉は投げると放物線軌道のように飛んでいく、
ある程度飛ぶと地面に落ちて消滅する。(弾・ナイフは水平に遠方まで飛ぶ、遠くでも当てやすい)
MH3Gまでは麻酔玉を直接あてることで効果があった。
MH4シリーズでは、飛距離が落ちたため、それなりに接近しないといけない。
が、地面に落ちると消滅ではなく、落下点に少しの間煙が放たれ、これに触れるだけでも効果がある。
また、アナログパッドを入力せずに投げると、なんと真下に叩きつけるように投げる。
モンスターに完全に密着してる時や、ドス鳥竜などの小さ目なモンスターに当てやすくなっている。
捕獲セット一式
これより捕獲するためには…
①②は必須、③はあれば楽になるというやつ。
捕獲用麻酔玉(弾・ナイフ)、シビレ罠、落とし穴は調合によって作成できる。
次で紹介
捕獲用麻酔玉の調合手順
マヒダケやネムリ草はクエスト採取で入手でき、
シリーズ通して増殖する手段がある。(或いは店売り)
素材玉も同様だが、「石ころor鉄鉱石」+「ネンチャク草」の調合でも作れる。
素材玉は色々の調合に大量に必要になるので、数百個単位で用意しておくと良いだろう。
(ネンチャク草と言うことは、素材玉はベタベタとした玉なんだろう)
シビレ罠・落とし穴の調合手順
雷光虫、ゲネポスの麻痺牙、クモの巣、ツタの葉は何かしら増殖できる手段があるシリーズが多いです。
(クモの巣は怪しいがw)
トラップツールは店で普通に購入できます。200z
罠も人によっては結構な頻度で使うため、1枠99個程度は作っておくと良いだろう。
とまあ、捕獲セットを準備するには色々と調合せなあかん。
これらアイテムも持ちこまないといけないし、捕獲って少々面倒ですよね?
面倒ですが、捕獲には利点があります。
捕獲に関するもう少し詳しいことも紹介するよ。
捕獲の利点
捕獲しようと思うと…
- 捕獲セットは調達せなあかん
- モンスターを倒さず、捕獲ラインに入ったら攻撃中止せなあかん
- 罠にハメなあかん
と、結構面倒ですよね。
ここでは捕獲の利点を4つほど紹介します。
モンスター瀕死状態の火事場のクソ力(?)をやりすごせる
大型モンスターは瀕死状態になると、怒り易くなるモンスターが多いです。
足を引きずるので、もう戦う力が殆どないだろう?
と一見するとそう見えるが、実際は真逆で怒り移行までに必要なダメージが少なくなります。
モンスターによっては、怒り状態が解除され、一発攻撃するだけですぐにブチ切れるモンスターも居ます。
また、瀕死状態=戦闘の後半であるため、プレイヤー自身の集中力が切れやすいのも、倒されやすい原因の一つになる。
もう一息だからゴリ押ししようと思っても中々倒れてくれず、逆に返り討ちにされた。
なんてことも割と起こります。
その危険な状態と戦わずして捕獲してしまえば狩猟が完了するため、安全にクエストクリア出来るわけすね。
捕獲すると、入手できる報酬が変わる
寧ろこっちが大きいと思う。
普通に討伐した場合、剥ぎ取りが行える(大体3回)。
この場合手に入りやすいのは鱗や甲殻と言った汎用素材が出やすい。
一方で、捕獲した場合は、
鱗や甲殻の他に、少し出にくい素材(尻尾とかヒレとか翼膜とか)が出ることもある。
これらは鱗や甲殻に比べると、不足しがちなので捕獲の方が集めやすいこともある。
またモンスターによるが、
希少な素材(逆鱗、骨髄、紅玉、宝玉、延髄、天鱗、天殻など)が出る確率が、剥ぎ取りよりも若干高い傾向にある。
(剥ぎ取りだと2%だが、捕獲だと3%とか)
捕獲した場合、剥ぎ取りは行えず、その後のクエスト報酬時、下段(部位破壊と同じ段)に捕獲報酬として2~3枠手に入る。
アイテムポーチを圧迫しない
討伐すれば剥ぎ取りによって素材を入手できるんだけど、
その分だけアイテムポーチを圧迫します。
最近のシリーズは臨時ポーチがあるので、持ち込みアイテムを満タンにしても+8個は空きがあるが、
狩猟の他に採取も行ったり、
大連続狩猟で複数モンスターの素材を剥ぎ取ると直ぐにポーチ一杯になる。
捕獲すればクエスト後に貰えるため圧迫しなくて済みます。
待ち時間が20秒
MH4以降では、メインターゲットを捕獲によって狩猟することで、
「あと20秒で集会所へ戻ります」
1分ではなく20秒で帰還できる。
大型から剥ぎ取りが出来ない分、待ち時間が短くて済むわけだ。
その分、クエスト後の対人戦や、採取や尻尾の剥ぎ取りがしにくくなるというデメリットもあるが…
なお大連続や複数狩猟の場合は最後に狩猟するモンスターが対象になる。
大連続で最後以外のモンスターを捕獲した場合は従来通り1分の待ち時間になる。
なぜ麻酔玉は2発以上必要か?
前半で強調して書いたが、
なぜ捕獲するには、捕獲用麻酔玉を2個(またはそれ以上)当てる必要があるのか?
初心者ハンターで、麻酔玉当てたのに捕獲できへん! どーして\(^0^)/??
って迷う方が一定数居るので書いておく。
捕獲の条件を少し詳しく言うと…
- ①モンスターの体力が捕獲ラインを下回っている。
- ②モンスターが罠によって拘束されている。
- ③捕獲の状態異常の蓄積が規定値(多分150)に達している。
この①②③を全て満たす必要がある。
ここで大事なのが③の状態異常値の話である。
詳しくは「モンスターに起こる状態異常」を見てもらいたいが、
毒や麻痺、睡眠と同じく、捕獲も状態異常と同じである。
モンスターの状態異常というものは、状態異常値を蓄積していき、
それが一定の値に達すると、その状態異常にさせられる。
毒や麻痺、睡眠等の状態異常はモンスターによって異なるが、捕獲は一律である(多分150)。
そしてここが大事で、捕獲用麻酔玉(弾・ナイフも一緒)状態異常は一発で80(多分)の蓄積である。
つまり連続で2個ぶつけることで、150を越えるため捕獲できるというわけだ。
捕獲用麻酔玉を1発だけ当てて、「あれ?捕獲できないやん!?」って迷いがちだが、こういうことです。知っておきましょう。
さすがドSカプ〇ン
結構細かいが、捕獲も状態異常扱いであるため、スキル「特殊攻撃」や「ネコの特殊攻撃術」の影響を受ける。
とは言え状態異常攻撃+2が発動しても1.2倍程度、つまり96しか蓄積せず、結局2個必要になる。
反対に状態異常攻撃弱化が発動すると、0.9倍=72の蓄積になるため、3個必要になる。
またもやドSカプ〇ンである。マイナス側だけはコチラが困るように徹底されている。
捕獲用麻酔玉の先投げテクニック
モンスターの捕獲は、先に捕獲の蓄積値を150以上にしておいてから、
体力を捕獲ラインまで削り、罠にハメたって構わないと言うこと。
上に書いた捕獲の条件3つは全て満たす必要があるけど、順番は自由である。
よくある例は
ソロプレイなら、最初に捕獲ラインまで体力を削ることが多いが、
次に罠を設置したものの、なかなかモンスターが罠にやってこないことがある。
そういう場合に先に捕獲用麻酔玉を当てておく、という方法がある。
もしモンスターが突進してきて、罠にハマると同時にハンターが突進に触って吹っ飛んだり、
他の小型モンスターが邪魔してきて吹っ飛ばされたりしても、モンスターの捕獲蓄積が150に達していれば、罠を踏んだ瞬間に捕獲できる。
吹っ飛ばされると、そこから起き上がり、罠拘束が解除されるまでに麻酔玉を投げないといけないので、少々焦る。
シビレ罠の初回拘束に多い8秒であれば、起きてから速攻で投げれば大体間に合うが・・・
パーティプレイの場合は、捕獲ラインに入る少し手前から、罠による拘束と捕獲用麻酔玉を当てることがある。
パーティの火力が高いと、捕獲ラインに達して、「捕獲行けます!」とサイン送っても、急には攻撃は止まらず、
モンスターの体力が既に0になり討伐することも多いからだ。
しかしここで大事なことがあって、
状態異常の蓄積値は時間が経過すると減少していくことは知っておきたい。
大体10秒経過毎に5ずつ減っていくことが多い。
先に麻酔玉を2発当てても、罠に掛けるまでに時間を要した場合、蓄積が150を下回るので、更にもう1~2発当てないとダメなことがある。
また、捕獲の蓄積値には限界値が設定されている。
おそらく150ではないかと思われる。まさかの捕獲値と同等!?(要検証)
つまり、3個以上一気に麻酔玉を当てても、蓄積値は150のままとなる。
150が限界だとすれば、麻酔玉を先当てした場合、最後に当ててから10秒間は、
蓄積が150となっているため、そのまま罠を踏めば捕獲できる。
それ以上経過した場合はもう1個当てないといけない。って感じだろう。
なかなか捕獲は奥が深い。
だけど狩猟において大事なことなので是非知っておこう。
クエスト名の違い
最後に、
クエスト依頼を見ていくと
- 〇〇〇1頭の狩猟
- 〇〇〇1頭の討伐
- 〇〇〇1頭の捕獲
- 〇〇〇の撃退
と言う具合に倒し方が違う場合があります。
「狩猟」は「討伐」もしくは「捕獲」のどちらでも良い。
対象のモンスターを討伐するか捕獲することで、クエストクリアとなる。
大型モンスターを相手取るクエストで最も多いパターンである。
古龍系のクエストは「〇〇〇1頭の討伐」「〇〇〇の討伐または撃退」となっているが、
これは古龍は罠に掛けることが出来ず、捕獲自体が不可能なので、実質討伐するしかないためと思われる。
なお、古龍種特有で「撃退」というクリア条件もある。
これは、既定の時間内に倒し切れなくても、一定以上のダメージを与えていると、古龍は撤退していく。
これでクエストクリア扱いになる。
討伐後の剥ぎ取りは出来ないものの、クエスト報酬は入手できる場合が多い。
一方で「〇〇〇1頭の捕獲」というクエストのことを、その名の通り捕獲クエストと呼びます。
こちらは捕獲しなければならず、間違ってモンスターを討伐してしまうとクエスト失敗になります。
要するに、ここで紹介する手順を知っておかないといけない。
小ネタ
捕獲時に「いけっ!モ○○タ○ボール!」など叫んだり、チャットするハンターもたまに見かける。
元ネタは…言うまでもないだろう。