スキル「痛撃(弱点特効)」の効果、装飾品名、お守り(護石)のポイントについて紹介していきます。
弱点部位を攻撃すると、会心率が増加したり、与えられるダメージが大きくなる。
シリーズによって効果がどちらかに決まっている。
スキル・痛撃の装飾品、発動スキル、お守り(護石)
装飾品名
- 痛撃珠【1】→+1
- 痛撃珠【3】→+4
発動スキル
- +10pt:弱点特効
お守り(護石)最高pt
- MH3G:5pt(風化したお守り)
- MH4G:6pt(風化・刻まれたお守り)
- MHX :5pt(古びたお守り)
スキル・痛撃の効果
モンスターの弱点部位を攻撃した時の威力を上昇させるスキル。
弱点部位とは、肉質が45以上の部位である。
肉質44以下の部位を攻撃しても、何の効果もない。
シリーズによって効果が異なる。
またスキル名は「弱点特効」。
「特攻」ではないので間違わないように。
効果1:会心率上昇
肉質45以上の弱点部位を攻撃した場合のみ、会心率+50%の補正を受けることになる。
他の会心率上昇系スキル
とは重複可能で、武器の会心率も併せると、会心率100%の状態も作りやすい。
これは実質、「弱点を攻撃すると、物理攻撃力の期待値が1.125倍になる」のとほぼ同じ。かなり強い強化である。
肉質45以上の部位を攻撃すると、赤く眩しいエフェクトが頻繁に発生し、
視覚的に分かる仕様のため、未知のモンスターの弱点部位を探すのにも一役買ってくれる。
効果2:ダメージ計算の補正
こちらも肉質45以上の弱点部位を攻撃した時に発生する。
こちらは、弱点部位を攻撃した場合、元の肉質に+5を足してダメージ計算される、というもの。
肉質50の部位を攻撃した場合、当スキル発動時は肉質55で計算される。
効果1の場合と違い、弱点を攻撃してもエフェクト等の変化はないため、
弱点肉質を調べる方法は使えない。
このスキル効果は、ちょっと不思議な現象が起こる。
もし肉質45の部位を攻撃すれば、肉質50で計算されるので、
実質与える物理ダメージは1.111倍になる。
肉質70の部位を攻撃した場合、肉質75で計算されるので
実際の物理ダメージは1.071倍になる。
なんと、肉質45から更に柔らかい部位になっていくほど、効果が小さくなっていくのである。
よって、ギリギリ弱点部位を持つモンスターほど、
効果が大きいということになる。肉質45が最大威力となる。
そして、最大効果である肉質45→50でも1.125倍の期待値であり、
効果1の会心率+50%に比べると弱体版とも言えてしまう。
上級者向け??
弱点を攻撃した時のみ効果を発揮するスキルであるため、
モンスターの肉質を把握して、的確に狙っていく必要がある上級者向けスキル。
弱点部位というのは、モンスターの全部位の中でも1~2箇所程度しかなく、
更に、大半のモンスターは頭が弱点であり、この位置は突進やブレス等、反撃も受けやすい位置取りである。
或いは、常に狙えるわけではない部位だったりもする(ドボルベルクのコブ、金銀の背中など)。
そもそも肉質45以上が無いモンスターもいる。(MHXでは二つ名に多い)
全く酷いモンスターもいるもんだ。。
MHP3、MHXでは、弱点を攻撃すれば会心攻撃がやたらと出るため、
敢えてこのスキルを付けて、どの部位が弱点かどうかを把握するための、初心者PS向上スキルとも言える。
また会心率を上げるスキルであるため、属性部分は強化されない。
よって属性攻撃主体の場合は恩恵が少ない(属性ライトには効果は薄い)
属性で押したいなら、スキル「属性会心」を一緒に発動させよう。
シリーズ毎の変遷
MHP3
MHP3は効果1:会心率+50%型であった。
当時はシルバーソル一式で発動し、当スキルに加えて
という非常に攻撃的なスキル構成であり、特に集会所クエストのタイムアタックではよく採用されていた。
攻撃のスキルポイントも12であり、お守りや装飾品を組めば簡単に【中】【大】も発動できる。
斬れ味レベル+1は無いが、業物が発動するという特性上
- デフォで白ゲージ&高会心率のナルガ武器
- 白ゲージが非常に長いアルバ武器
との相性は最高であった。
MH3G・MH4・4G
MH3Gでは、効果2:ダメージ計算補正型になった。
エフェクトの発生が変化しなくなったので、体幹的には分かりづらくなった。
MHP3のようなテンプレと言える装備がなく、あれば便利と言う感じのポジションになった。
MH4・4Gでは事情が変わった
スキルの効果はMH3Gと変わらないが、
MH4・4Gシリーズでは、エンドコンテンツと言えるギルドクエストが登場。
最終的には右ラーと呼ばれる、入手できる装備の見た目を選択しつつ、報酬量と質が良くなると言うもので、
当時は大変人気のあったクエストである。
つまりラージャンが大量に狩られる訳なのだが…
このラージャンの肉質を見ると…
- 頭:60
- 前脚:45(前脚硬化時10)
- 胴体:45
- 後足:45(前脚硬化時55)
- 尻尾:50(前脚硬化時55)
と、硬化した前脚を除き、全ての部位が45~60に収まる理想の肉質であるw
そのため、右ラーの連戦においては当スキルが大変光ることになる。
特にMH4Gでは全体的にハンターの基本攻撃力も300~400程と高くなるため、
肉質+5の補正はかなり大きい。
MHX
MHXでは再び効果1:会心率+50%型になった。
MH4Gから登場したスキル
の登場、
更には「連撃(連撃の心得)」、防具「隼刃の羽飾り」など会心率を上げる手段も増え、
会心率を高くし、会心攻撃そのものを強化するというスキル構成が高い火力を出せることで有名になってきている。
タイムアタックでもこれらの構築が目立っている程である。
オススメされる武器種、対モンスター、状況などのまとめ
とにかく肉質が45以上の部位を持つモンスターでないと効果が無いので、
モンスターの肉質を理解するところから始まるスキルである。
MHP3とMHXでは、会心エフェクトが目視で分かるため、
肉質が判明していないモンスターの弱点調査という目的で使われることもある。
物理ダメージが増えるため、属性偏重武器よりも物理攻撃力の高い武器の方が効果が大きい。
属性偏重武器の場合は会心率を高めた上で「会心撃(属性会心)」を発動させよう。